ビヨンセ、第47回NFLスーパーボウルでド迫力&超セクシーパフォーマンス
現地時間2月3日にニューオリンズで行われた第47回NFLスーパーボウルのハーフタイムショーに登場したビヨンセが、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了した。
ルービン・シンガーのデザインによる、ブラックレザーのコルセットという超セクシーな衣装で現れたビヨンセは、「Crazy In Love」を皮切りに、女性ばかりの約200人のパフォーマーやバックアップダンサーと共に次々に激しいダンスと歌を披露し、観客を魅了した。
また、噂どおり、デスティニーズ・チャイルドのケリー・ローランドとミシェル・ウィリアムズがジョイントし、デスチャのヒット曲も披露。新曲「Nuclear」のお披露目はなかったものの、ビヨンセのヒット曲を3人で歌ったことにも好意的な見解が多く、早くも批評家から「スーパーボウルのハーフタイムショーの歴史に残る出来栄え」との声が挙がっている。また視聴者の間でも、「ビヨンセのコンサートの後に、フットボールの試合があったみたい」などといった、絶賛のツイートが飛び交っている。
ビヨンセはハーフタイムショー前の記者会見で、「3ヶ月以上前から準備をしてきました。私はこの日のために生まれてきたようなものです。ライブで臨みます」と断言していたが、超ハイヒールでの激しいパフォーマンスで息を切らせながら、ヒット曲を熱唱した。デイリー・メール紙は、「歌もダンスも全てライブは圧巻」と紹介しており、1月21日の米オバマ大統領の就任式での口パクパフォーマンスへの批判は、一気に吹き飛びそうだ。
そして、後半戦の試合途中で突然、停電のハプニングが。常にテロの脅威と背中合わせのアメリカでは、2012年に公開された『ダークナイト ライジング』の舞台(フットボールの試合中に会場が崩落)を彷彿とさせるようなシーンに一瞬、緊張感が走ったが、その後に電気は復活し、試合が再開された。停電の原因は不明だが、ビヨンセのパフォーマンスでは莫大な電気を使用したこともあって、「停電を引き起こすほどの、ダイナマイトパフォーマンスだった」と、さらに大きな話題をさらう結果となった。
2012年のマドンナは、1億1400万人という瞬間最高視聴率を叩き出したが、ビヨンセパワーがどこまで視聴率に結びついたのか、結果も楽しみだ。【NY在住/JUNKO】