ダニエル・クレイグ&レイチェル・ワイズ夫妻が今秋にブロードウェイで共演

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ダニエル・クレイグ&レイチェル・ワイズ夫妻が今秋にブロードウェイで共演

英国アカデミー賞の英国作品賞を受賞し、全世界で快進撃を続けている『007 スカイフォール』(公開中)の主役ダニエル・クレイグと妻のレイチェル・ワイズが、今秋にブロードウェイの舞台で共演する契約を進めているという。

ふたりが夫婦役で共演するのは、故イギリス人劇作家ハロルド・ピンター戯曲「背信 Betrayal」の舞台。ダニエル扮する出版業者のロバートが、レイチェル扮する妻でアートギャラリー経営者のエマを、親友のジェリーに寝取られるという三角関係が、エマとジェリーの別れから出会いに遡るという手法で描かれている。

ジェリー役は未定だが、『卒業』(67)の監督で、2012年にブロードウェイで、フィリップ・シーモア・ホフマン、アンドリュー・ガーフィールドらが出演したアーサー・ミラーの戯曲「セールスマンの死」の監督を手がけたマイク・ニコルズが同作の監督に就任する予定で、「豪華キャストが勢ぞろいするビックプロジェクトになる」とデイリー・メール紙が伝えている。

ダニエルは、2009年にヒュー・ジャックマンとのふたり舞台「A Steady Rain」でブロードウェイデビューを果たしている。一方のレイチェルは、イギリスでの舞台経験はあるものの、ブロードウェイは初デビューとなるが、『ナイロビの蜂』(05)で第78回アカデミー助演女優賞を受賞したレイチェルの演技は折り紙付きで、実現が待ち遠しい。【NY在住/JUNKO】

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