ヴァンパイアの王子様は卒業!?ロブさまが年上の美女たちと次々ベッドイン!
フランスの文豪モーパッサンの小説を原作に、19世紀パリの社交界で成り上がっていく貧しい青年の姿を描いた映画『ベラミ 愛を弄ぶ男』(公開中)。同作で、その美しい顔立ちによって上流社会の女たちを虜にする主人公を演じているのが、注目の若手俳優ロバート・パティンソンだ。
ロバート・パティンソンといえば、『トワイライト』シリーズ(08~12)で演じた青白い表情のヴァンパイア姿がすぐに思い浮かぶ。同シリーズでは、クールな表情で純愛を貫き通していたパティンソンだが、今作では打って変わって強烈な野心に燃える若者を熱演。出世のためなら女を踏み台にすることも厭わない奔放なパティンソンの演技が、何とも新鮮だ。
そんな本作で、彼に手玉に取られる女たちを演じているのが、ユマ・サーマン、クリスティン・スコット・トーマス、クリスティーナ・リッチという豪華女優陣。それぞれ上流階級の身でありながら、突如目の前に現れた主人公に入れあげてしまう婦人を演じている。彼らが織り成す人間模様や駆け引きはもちろんのこと、パティンソンがそれぞれの女優を相手にする絡みのシーンなどは、ファンならずとも必見だろう。
デヴィッド・クローネンバーグ監督の最新作『コズモポリス』(4月13日公開)でも、被害妄想に取り付かれる異常な主人公を演じているパティンソン。定着してしまったヴァンパイアの王子様なイメージから脱却し、新たな一面を見せる彼の活躍から目が離せない。【トライワークス】
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