手術でコンサート中止のガガ、病気の子供を訪問
股関節炎の手術のため、アメリカでのコンサートツアー「Born This Way Ball」を全てキャンセルしたレディー・ガガが、病気の子供を訪問していたことがわかった。
これまで痛みをこらえていたが、歩くこともできなくなり、ドクターストップがかかってしまったガガは、全米25ヶ所で行われる予定だったコンサートの中止を余儀なくされたことを発表したばかり。それにも関わらず、シカゴでコンサートが行われる予定だった2月13日に、ウィスコンシンからわざわざシカゴのコンサートに訪れていた5歳半の女の子カイリーを訪問し、約束を果たしたという。
手術不能な心臓病を患っているカイリーはガガの大ファンで、「2012年、ウィスコンシンの地元のラジオ局のホストを務めるトニーが、何回かガガに電話をして、カイリーのもとを訪れるようにお願いしていた」という。
トニーはラジオ局オフィシャルのフェイスブックに、「せっかく約束をとりつけることができたのに、前日の12日にコンサートのキャンセルを余儀なくされたので、カイリーは既にシカゴに来てしまっていた。それを知ったガガは、歩くこともままならないのにカイリーとの約束を果たしてくれた。カイリーは本当に幸せそうだった。ガガと、このお願いを実現してくれた周囲の人たちに敬意を表する」と書き込み、デイリー・メール紙が幸せそうに笑うカイリーと両親、そしてガガの写真を掲載している。
これまでにもチャリティー活動に尽力し、多くの病気の子供たちを訪問してきたガガだが、自身が痛みとコンサートツアーのキャンセルで打ちのめされている時にも約束を果たせる人はなかなかいないのではないだろうか。【NY在住/JUNKO】
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