クリステン・スチュワートが足を引きずってオスカー出席の理由
現地時間2月24日に行われた第85回アカデミー賞授賞式にプレゼンターとして出席したクリステン・スチュワートが、松葉杖をついていたことが大きな話題を呼んでいる。
Usウィークリー誌が、前日のリハーサルで足を引きずっていたクリステンについて報道したが、原因は明らかになっていなかった。そして当日の授賞式でも、リムジンから降りてきたクリステンは、リーム・アクラのクリーム色のレースのドレスに松葉杖という姿で現れた。レッドカーペットでは足を引きづり、顔をこわばらせながらもカメラの前でポーズを取っていたクリステンだが、足を引きずっている理由を問われると、「私って本当に馬鹿だわ」としか語らなかったため、「『スノーホワイト』(12)の撮影中の怪我のせいではないか?」などといった様々な憶測が流れたようだ。
2012年、『マネー・ボール』(11)で第69回ゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされていたブラッド・ピットが、スキー場で娘ヴィヴィアンヌを助けようとして足を捻挫したため、杖をついてレッドカーペットを歩いたのは記憶に新しいが、ノミネートもされていないクリスレンがダニエル・ラドクリフと共にプレゼンターとして登壇した際にも足を引きずっていたため、前代未聞の出来事に「なぜそこまでして出席するのか?」という意見も寄せられたという。
結局、本人からの説明はなかったが、最終的にメイクアップアーティストが「2日前に、右足親指の付け根の膨らみ部分をガラスで切ってしまったんです。結構傷がひどくて、まだ少し痛みがある」ことを、授賞式後にピープル誌に明らかにした。
ちなみに、ソフィア・ヴェルガラは突然授賞式を欠席することを明らかにしたため、公にできない手術説が浮上したが、実際にはインフルエンザだったことが判明しており、ドタキャンもありのようだ。しかし、『On the Road』(12)でアカデミー賞にノミネートされずに落胆していたというクリステンは、前日に発表された第33回ゴールデンラズベリー賞で最低女優賞(『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』が各賞を席捲している)に選ばれたばかりで、どんな姿でもとにかくアカデミー賞に出席したかったのかもしれない。【NY在住/JUNKO】