復活した大人計画の秘蔵っ子の“35歳の童貞男”役は必見

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復活した大人計画の秘蔵っ子の“35歳の童貞男”役は必見

個性派俳優の阿部サダヲらを擁する人気劇団・大人計画の一員で、ミュージシャン&文筆家としても活躍する売れっ子、星野源が注目を集めている。

TVドラマでは劇団の先輩である宮藤官九郎脚本作や、『モテキ』(11)の大根仁監督の演出作、さらには連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」などに出演し、じわじわ注目を集めて来た彼。素朴ながらちょっぴりクセのある、観る者の心に引っ掛かる演技が特徴。さらに、女子たちをトリコにするのがその笑顔!口角が“ニッ”と上がり、つぶらな目が無くなってしまうスマイルで、母性をくすぐりまくる。一方で、鼻の横にあるホクロが何気にエロい。見た目は草食系ながら、意外に下ネタもイケるという外見と内面のギャップ、そして親しみやすい王子様ぶりが魅力なのだ。

そんな彼の記念すべき映画初主演作となるのが『箱入り息子の恋』(6月8日公開)。演じるのは、市役所勤めの40歳ならぬ“35歳の童貞男”。黒縁メガネをかけ、あの魅力的な笑顔はほぼ無しなのだが、ワケありのお見合いで“運命の女性”に出会ったことから徐々に変化が。笑顔を見せ、ときに絶叫しながら全力疾走したりと、はじめての恋に喜び戸惑う不器用なアラサー男子をコミカルに演じてみせるのだ。

 昨年末、くも膜下出血でファンを騒然とさせが、手術によって無事退院。「今後は無理なく活動しようと思う」とコメントした星野。今作をはじめ、アニメ『聖☆おにいさん』(5月10日公開)、園子温監督作『地獄でなぜ悪い Why don’t you play in hell?』(9月28日公開)と声優&出演作が待機中。身体の具合は気になるものの、エンタメ界が放っておかない注目株だけに、ますますの活躍を期待せずにいられない! 【トライワークス】

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