007次回作の監督はガイ・リッチー?賭け屋の予想では一番人気
『アバター』(09)を抜いて英国史上最大のヒット作になった『007 スカイフォール』(12)の監督、サム・メンデスが次回作は降板することを発表した。誰が後任になるにしても、次回作の監督には相当のプレッシャーがかかるのは間違いないが、英国最大手のブックメーカー(賭け屋)、ウィリアム・ヒルの後任監督予想では、『シャーロック・ホームズ』(09)、『スナッチ』(00)などの監督であり、マドンナの元夫でもあるガイ・リッチーが一番人気になっている。アーサー・コナン・ドイルの探偵小説「シャーロック・ホームズ」を、斬新で現代的な解釈で蘇らせたガイ・リッチーが、ホームズ同様に著名な英国のヒーロー、ジェームズ・ボンドを新感覚で撮るというのは、確かにあり得ない話ではなさそうだ。
予想の第2位は、『007 カジノ・ロワイヤル』でメガホンを取ったマーティン・キャンベル監督になっている。また、マーティン・スコセッシ監督やスティーヴン・スピルバーグ監督の名前も挙がっているようだ。
対照的に、掛け率が非常に高く、可能性が低いと考えられている監督は、クリント・イーストウッド、クエンティン・タランティーノ、アン・リーなどだ。【UK在住/ブレイディみかこ】
作品情報へ