劇場支配人が教える“IMAX”人気のベストポジションはココ!

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劇場支配人が教える“IMAX”人気のベストポジションはココ!

国内のスクリーン数も16にまで増えて、いまやすっかり定着してきた印象があるIMAXデジタルシアター。映像、音響、空間、作品という4要素を最高の水準まで高めた上映システムが設備されたIMAXデジタルシアターのことを「IMAX」と省略して呼ぶことが多いが、未経験の人でもこの言葉だけなら一度耳にしたことがあるはずだ。

しかし、いざ体験しようとしても、通常の上映とは一味違った鑑賞環境になると聞くと、座席選びで困ってしまう人も多いのではないだろうか。通常の鑑賞料金よりも少し割高になることもあって、なおさら良いのポジションで鑑賞したいところ。IMAXをより楽しむためには、いったいどの席を選べばよいのか? 今回は、2011年5月に東京23区内で初のIMAXデジタルシアターを導入したユナイテッド・シネマとしまえんで“IMAX”鑑賞時のベストポジションを探してみた。

「IMAXを導入しているNo.8スクリーン(最大383席)で、いち早く予約が入ってしまうのはK列中央です」と、蒔田支配人が案内してくれたのは前方ブロック最後列の中央の座席。最前列から数えると8列目で、やや後方に位置している。スクリーン全体をある程度引いた場所から眺めることができるこの席は、IMAX以外のスクリーンにも共通する良好な鑑賞ポジションであり、真っ先に売れるというのも納得できる。ただ、支配人によればIMAXならではの座席選びのポイントがあるそうだ。

「IMAXでは映画を“観る”というよりは“体感する”という感覚に近い。だから映画の魅力を最大限に体で感じることができるんです」と改めてその魅力を説明したうえで、「いまのところIMAX対応作品はアクション映画の上映が多いので、K列よりもやや前方のG列中央も人気があります。ここでの鑑賞は個人的にもオススメですね」と明かしてくれた蒔田支配人。たしかに、最前列から数えて4列目と前方寄りのこの席からスクリーンを見上げてみると、IMAXの巨大なスクリーンに視界全体を包み込まれるような感覚になる。作品世界の中に飛び込むような体験をしたい人にはここがオススメだ。

ちなみにユナイテッド・シネマとしまえんのIMAXといえば、「一度体験していただければ、その差は歴然だと思います!」と支配人も太鼓判を押す“ウィンブルシート”も見逃せない。これは作品の音響とリンクしてシート自体が振動する仕掛けで、劇中で重低音が鳴り響く『ダークナイト ライジング』(12)のような映画と相性が良いらしい。“IMAX+ウィンブルシート”という世界でも類をみないこの“体感型シート”はとしまえんと岸和田のユナイテッド・シネマでのみ楽しむことができるので、要チェックだ。

IMAX上映でリピーターが後を絶たないのは、その満足度の高さを物語っていると言えるだろう。今後も『オズ はじまりの戦い』(公開中)、『ドラゴンボールZ 神と神』(3月30日公開)、『アイアンマン3』(4月26日公開)などIMAX対応の話題作が目白押しだ。特に『ドラゴンボールZ 神と神』は邦画初のIMAXということで、「いままでは“洋画”というイメージがあったIMAXですが、邦画初の、しかもアニメ作品がIMAXで観られるとは…。これは事件ですよ(笑) 」と劇場支配人も興奮を隠せない様子。未体験の人もこれを機会にIMAXデビューして、ユナイテッド・シネマとしまえんのNo.8スクリーンでその迫力と臨場感を味わってみては?【トライワークス】

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