トム・クルーズ、新作はガイ・リッチーとタッグ?
トム・クルーズが、ガイ・リッチー監督のスパイ映画『The Man from U.N.C.L.E.』への出演交渉に入っているとDeadlineが伝えている。
『The Man from U.N.C.L.E.』は、1960年代にヒットしたテレビドラマの映画化で、ワーナー・ブラザーズがかなり前から企画を温めてきたという。当初は、スティーヴン・ソダーバーグ監督がジョージ・クルーニー主演で撮ることになっていたそうだが、ジョージ・クルーニーが怪我をしたため、アクション映画は無理だという理由で降板し、ソダーバーグ監督も一緒に降りる形となった。その後、『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督が同作のメガホンを取ることになり、トム・クルーズが主演することになりそうだという。
「The Man from U.N.C.L.E.」は、1964年から1968年まで米国で放送された人気ドラマで、日本でも「0011ナポレオン・ソロ」のタイトルで1966年から1970年まで放映された。国際機関U.N.C.L.E.のエージェント、ナポレオン・ソロとイリヤ・クリヤキンを主人公とした同作は、ユーモラスで軽快なテンポのカルトドラマとして知られており、『スナッチ』(00)、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(98)のガイ・リッチー監督には得意分野と言えるだろう。トム・クルーズはナポレオン・ソロの役をオファーされているそうで、イリヤ・クリヤキン役を誰が演じるのかも気になるところだ。【UK在住/ブレイディみかこ】
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