『ヒステリア』マギー・ギレンホールがバイブ使い回しのゴシップに激怒

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『ヒステリア』マギー・ギレンホールがバイブ使い回しのゴシップに激怒

19世紀のイギリスを舞台に、電動バイブレーター誕生の実話を描いたドラマ『ヒステリア』(4月20日公開)。本作でマギー・ギレンホールは、女性の権利を主張する活動家で、画期的な電動バイブレーターを発明する若き医師に反発しながらも恋に落ちるという、役どころを演じている。

マギーは『ダークナイト』(08)でふたりの男の間で揺れる検事役を演じて注目を集め、『クレイジー・ハート』(09)ではジェフ・ブリッジス演じるカントリー歌手と恋に落ちるシングルマザーを演じ、第82回アカデミー助演女優賞にノミネートされた。

本作で描かれるのは、現代のラブライフにおいて広く愛用されているアダルトグッズ=電動バイブレーターの知られざる誕生秘話だ。夜の生活をより充実させるための、あのお役立ちアイテムのルーツは、とある病気から女性たちを救うために開発された画期的な医療用器具だった。

完成した本作に目を通したマギーは、「女性たちが絶頂に達したり、バイブレーターの話をしたりするのに恥ずかしさを感じちゃったわ」と明かし、その赤裸々さに思わず赤面してしまったようだ。

本作の撮影中、マギーやスタッフには、セクシーグッズショップから幾つものバイブレーターが届くという思いがけない副産物があった。「その中から1、2個は使ったが、使い切れないものを友人たちに譲った」というマギーの発言が、マスコミによって面白おかしく広がってしまったことに憤慨している様子で、「友人から、私が使用済みバイブを友人たちに貸し出しているって報道されているよ、ってメールが来たの!私が使ったものを友人に貸すですって?これにはとても怒っちゃったわ!」と語っている。

とはいえ、本作の出来映えには納得のようで、「この映画には文句のつけどころがないわ。スマートで、愛と明るさが詰まったラブコメディよ。でも、それ以上に女性の性について、誰かのために働く大切さなど、多くのことが描かれているのよ」と賞賛している。

これまで語られることのなかった驚きと赤面のエピソードを、痛快なテンポで爽やかに描いたちょっぴりエッチなヒューマンドラマ『ヒステリア』。鑑賞後には、あなたもバイブレーターがほしくなってしまうかも!?【Movie Walker】

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