映画の中で最も影響力のあるセレブのヘアスタイルは?

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映画の中で最も影響力のあるセレブのヘアスタイルは?

テレビや映画で見るセレブたちのファッションやヘアスタイルは、その年のトレンドとして業界や一般市民にも大きな影響を与え続けている。

たとえば、1994年から2004年にかけて放映された米人気テレビシリーズ「フレンズ」のジェニファー・アニストンが演じたレイチェルのシャギーの入ったウェイビーなヘアスタイルは、“レイチェルカット”として長い間、不動の地位を確立してきた。ジェニファーのヘアスタイルは、その後も多くの支持を集めてきたが、この度、絶大なインパクトを与えたヘアスタイルアイコンが誕生した。

英国ヘアドレッサー協会とユニバーサルスタジオが1000人を対象に行った調査結果によれば、『レ・ミゼラブル』(公開中)でファンティーヌ役を演じるために長く美しい髪をばっさり切ったアン・ハサウェイのベリーショートのヘアスタイルが、影響力のあるヘアスタイルの堂々第1位に輝いた。

デイリー・メール紙によれば、「アンは役作りのために髪の毛を切った後、相当気が滅入ったようだが、ベリーショートは業界関係者からもすこぶる評判が良かった」という。

2位は『ポリーmy love』(04、日本劇場未公開)でジェニファー・アニストンが演じたポリーの軽いウェーブのかかったロングヘア、3位は『シャレード』(63)でオードリー・ヘプバーンが演じたレジーナのアップスタイル、4位は『青い戦慄』(46)でヴェロニカ・レイクが演じたジョイスのウェイビーなロングヘアスタイル、5位は『ブレックファスト・クラブ』(85)でモリー・リングウォルドが演じたクレア役の赤毛のボブスタイルという結果になった。

また、同リサーチの結果で、10人に1人の女性が映画の中で気に入ったヘアスタイルのキャラクターがいると、その影響でヘアスタイルを変えていることもわかったという。

これについて、セレブのヘアを手がけるチャールズ・ワーシントンは、「映画は様々な面で人々に影響を与えますが、なかでも外見を変えるのに良いきっかけとなります。レイチェルカットが多くの人々に人気だったのは、ヘプバーンのヘアスタイルのように、ゴージャスで特別なものではなかったからです」と語っている。【NY在住/JUNKO】

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