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『オブリビオン』全米1位発進でプロも太鼓判!トム・クルーズは最高のスタントマン

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『オブリビオン』全米1位発進でプロも太鼓判!トム・クルーズは最高のスタントマン

トム・クルーズ主演のSF超大作『オブリビオン』(日本5月31日公開)が4月19日に全米公開され、週末興行成績が3815万2000ドル(Box Office Mojo調べ)と堂々1位の大ヒットとなったが、今作の大ヒットによってトムのアクションスターとしての存在感を改めて世間に知らしめる結果になった。

同作でも、妥協のない命がけのアクションシーンに挑んだトムのプロフェッショナリズムは誰もが知るところだが、『アウトロー』(12)でスタントコーディネーターを務めたロブ・アロンゾが、改めてトムのアクションにかける情熱と才能を大絶賛している。

「彼がどこまでやるのか、時々心配になるくらいです。普通の役者だったら、もう少しスタントマンではなく、自分でやってみても良いのではないかと後押しするところですが、トムの場合は全く逆で、時には我々がトムが自分でやろうとするのを止める立場になるんです。我々が彼に“もっと”を要求することはありえません。彼は私の知る限り、最も集中力と情熱を持った人物です」と、BANG Showbizに独占で語っている。

「トムの情熱とプロッフェショナリズムは、セットのクルーたちが意図する以上のことをやろうという気持ちにさせるんです。誰も彼の挑戦を止めたくはないのです。彼のエネルギーのレベルはものすごく高いので、周囲の人間も、普通の10倍のことに挑戦したいと思うようになるんです。彼は、自分じゃなければできないこともわかっているし、他のスタントマンたちとのチームワークがいかに大事かもわかっています。本当に素晴らしいスタントマンです」と、プロに太鼓判を押させるほどだ。

残念ながら『アウトロー』(12)は全米ではあまりヒットしなかったが、『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』(11)、そして『オブリビオン』の大ヒットは、トムが自ら危険な演技をしているのを観客が知ることで、より緊張感が増し、トムへの敬意によって映画がヒットにつながることを改めて証明している。

ケイティ・ホームズから突然離婚を切り出された最中に撮影していた『オブリビオン』では、50歳とは思えないトムのギリギリの挑戦に驚かされるが、次の『ミッション:インポッシブル』シリーズ第5弾では、さらなる限界に挑戦するトムの姿を拝めるはずだ。今から公開が待ち遠しい。【NY在住/JUNKO】

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