新生『キャプテンハーロック』の声優に小栗旬、三浦春馬らが決定
「銀河鉄道999」などで知られ、海外でも多くのファンを持つSFマンガ、アニメ界の巨匠・松本零士。彼が原作を手掛けた代表作の一つで、1978年から1979年にかけて放送されたテレビアニメ「宇宙海賊キャプテンハーロック」をCGアニメ映画としてよみがえらせた『キャプテンハーロック』が9月7日(土)から公開されることが決定し、豪華な声優陣も発表された。
かつて英雄と呼ばれながらも、今は呪われた宇宙海賊となり、政府に叛旗を翻すキャプテンハーロックの声を務めるのは小栗旬。本作に伴い新たに加えられたキャラクターで、ハーロック暗殺を政府に命じられ、彼のアルカディア号に仲間として潜入する青年ヤマ役に三浦春馬。そしてハーロックが率いる宇宙海賊クルーの声を蒼井優、古田新太、福田彩乃が担当している。
ハーロック役の小栗は「キャプテンハーロックは昔から格好良いイメージを持っていました。今回演じさせていただくに当たって、三浦くんと2人でリハーサルができたことで、よりお互いのキャラクターやそれぞれの関係を深く表現できたと思います」とコメント。ハーロックと並ぶもう一人の主役と言えるヤマの声を務めた三浦は、本作が声優初挑戦となる。「以前から声優のお仕事をしたいと思っていたので、初めての作品がこのような大作で、喜びと同時に不安な気持ちもありました。実際の収録は、威厳があり心に響くハーロックを小栗さんが力強く演じられていたので、ヤマとして負けない強い気持ちで臨みました」と収録現場を振り返った。その三浦の仕事ぶりは、小栗も「彼の声はとても真っ直ぐで、ヤマというキャラクターにピッタリ」と太鼓判を押している。
監督は『APPLE SEED アップルシード』(04)などの荒牧伸志。彼の過去作同様、実際の人間の動きをデジタルデータとして取り込むパフォーマンスキャプチャー技術を駆使した映像は圧巻だ。いち早く本作を鑑賞した松本は「すごいクオリティーの作品。涙が出る程嬉しい。製作スタッフに感謝をしたい」と絶賛している。
また、5月8日(水)は『キャプテンハーロック』が渋谷の街をジャックする。9:00から0:00までスクランブル交差点のビジョンにスペシャル映像が一斉に流れる他、街の至る所でスペシャルスチールが披露される(5月14日まで)。この3つの屋外ビジョンをジャックする模様は、公式サイト内のスペシャルサイトで9:00から18:00までライブ配信されることも決定している。さらに同時間帯、渋谷上空に宇宙海賊艦が出現する予定なので、同時間帯に渋谷に行くか、スペシャルサイトで是非ご覧いただきたい。【Movie Walker】