トム・クルーズが六本木のホワイトカーペットを歩き、熱烈なファンサービス
SFアクション映画『オブリビオン』(5月31日公開)で、主演のトム・クルーズ、ヒロインを務めたオルガ・キュリレンコ、ジョセフ・コシンスキー監督が来日。5月8日に六本木ヒルズアリーナでジャパンプレミアを行った。会場には、本作の世界観を思わせる白い特設ステージが設けられた他、ホワイトカーペットが敷かれ、黄色い歓声が上がるなか、トムたちはファンサービスに丁寧に応えていた。
白いスモークがたかれるなか、登場したトムは「19回目の来日だけど、いつもとても感謝しているよ。東京、ありがとう、日本、ありがとう」と、リップサービス。オルガは「私は4回目の来日なの。私も日本が大好き。今回は『オブリビオン』と共に、日本各地を10日間かけて巡る予定よ」と、チャーミングな笑顔を見せた。コシンスキー監督は「僕は2度目の来日。日本のファンは映画好きで、素晴らしいよ」と満足気な表情でコメント。
トムは本作をこうアピール。「とてもエキサイティングなアクション映画だし、素晴らしいロマンスの映画でもある。また、ストーリー展開は、最後の最後まで驚きでいっぱいだ。できたら2度見てほしい。2度目は別の刺激を得られるから。そんなふうに作ったよ」。また、コシンスキー監督について「大変素晴らしい監督だ。今回、たった監督2作目なんだよ。信じられない」と絶賛した。
エイリアンの襲撃で人類が他の惑星に移住したという近未来の地球が舞台の本作。トムやオルガの熱演はもちろん、『トロン:レガシー』(10)のコシンスキー監督が手掛けた独創的な近未来の世界観をたっぷりと堪能したい。【取材・文/山崎伸子】
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