METガラのファッションは史上最悪!?ワーストドレッサーはあの人に

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METガラのファッションは史上最悪!?ワーストドレッサーはあの人に

5月6日、ニューヨークのメトロポリタン美術館で行われた恒例のMETコスチュームインスティテュートガラ(Met Costume Institute Gala)は、一年間のファッションイベントのなかでも、オールスターが勢ぞろいしてファッションを競う一大イベントになっている。

2013年のテーマである“PUNK: Chaos to Couture”を意識した、パンクや今年流行のメタリックファッションなど、例年より過激なファッションが話題を呼んだが、常軌を逸したファッションに専門家からは「これまでで最低のイベントとなった。ファッションロボトミーの大量発生だ。今こそスタイリストを解雇する時だ」との声もあがっている。

最悪なファッションが続出するなかで、特別にひどいワーストドレッサー賞をデイリー・メール紙が選出している。

見事、不名誉な1位に輝いたのはマドンナだ。黒いおかっぱのウィグに、リカルド・ティッシのデザインによるジバンシィのオートクチュールのチェックジャケット、ピンクのハイヒールを履いたマドンナは、短パンからのぞく黒い網タイツのお尻の部分が、破れた漁業用ネットのようで、ジャケットからお尻がはみ出した下品なスタイルと大不評だった。

2位は、いつもファッショナブルなビヨンセで、ジバンシィの黒のロングテールドレスは、裾のデザインがレッドカーペットに火がついたようだと不評に。また、左太ももから大きくスリットの入った足には、裾の柄と同じ炎を彷彿させる模様のブーツを履いていることも、やりすぎという評価が下された。

3位は、ショートヘアを金髪に染めたパンクヘアのマイリー・サイラスで、マーク・ジェイコブスのロングドレスは、寸胴に見えることや、マドンナと同様に破れた漁業用ネットのようで、ファンからも不評を買っている。

4位は、妊婦のキム・カーダシアン。彼女が着ていたリカルド・ティッシのデザインによるジバンシィのドレスは、全身にカーテンのようなバラの模様が施され、靴もおそろいのバラ模様は、カーテンが歩いているようで評判が悪かったようだ。

他には、金銀の王冠に、胸にキリストが描かれた金銀のきらびやかなドルチェ&ガッバーナの奇抜なドレスを着ていたケイティ・ペリー、ケイティ・ホームズのウエディングドレスを彷彿させる白いカルバン・クラインのドレスは、「裂けたロングテールがトイレットペーパーのようだ」という理由で、またサラ・ジェシカ・パーカーのジャイルズ・ディーコンの大柄プリントのドレスに、フィリップ・トレーシーの王冠、赤いギンガムチェックのルイ・ヴィトンのブーツは、コーディネートがバラバラで、いづれもファッションアイコンたちが軒並みワーストに選ばれている。

『アイアンマン3』(公開中)のプレミアでお尻露出ドレスが話題を呼んだグウィネス・パルトローは、ショッキングピンクの長袖、Aラインのヴァレンチノのヴィンテージドレスで、デザインはシンプルで控えめだったが、色・形共に不似合いであることから不評だった。【NY在住/JUNKO】

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