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ブラッド・ピット、乳腺切除のアンジーを「彼女は英雄のよう」と賞賛

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ブラッド・ピット、乳腺切除のアンジーを「彼女は英雄のよう」と賞賛

乳がんリスクが非常に高いことが判明したため、予防措置として乳腺切除の手術を受けたとアンジェリーナ・ジョリーが告白したことを受け、婚約者のブラッド・ピットが「彼女は全く英雄のようだ」と賞賛のコメントを発表している。

ブラッドは、英紙イヴニング・スタンダードの取材に対し、「彼女の決断を実際に側で見てきた者として、アンジーの選択は、彼女と同じ立場にいる他の人々と同じように、全く英雄的だと思う。僕はただ、彼女には、僕や子供たちのために健康で長生きしてほしい。今日は家族にとって、幸福な日だ」と語っている。

ニューヨーク・タイムズに掲載されたアンジー自身の文章によれば、乳腺切除の手術には幾つかの段階があり、アンジーは2月16日に8時間に及ぶ乳腺切除の手術を受け、4月20日に乳房再建の手術を受けたそうだが、その間にも、3月には国連大使の仕事でコンゴを訪れたり、4月にはロンドンでG8外相会議に出席するなど、忙しいスケジュールをこなしてきた。

文章中で、アンジーはブラッドからのサポートについても触れ、「私にはブラッド・ピットという、愛情深く、面倒見の良いパートナーがいて幸運でした。妻や恋人がこの手術を受けている人なら、自分もそのプロセスの一部であるということを知っているでしょう。ブラッドは医療施設に来て、手術の全ての段階で私と一緒にいてくれました。私たちは、一緒に笑い合う時間も見つけました。ふたりとも、家族にとって正しいことをしているんだと知っていました」と書いている。

アンジーは、がん抑制遺伝子BRCA1に変異があることが判明し、乳がんリスクが87%、卵巣がんリスクが50%であると診断されたため、乳腺切除手術に踏み切った。彼女の母親は56歳でがんで亡くなっている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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