ベッカム現役引退後のキャリアを英紙が予想分析！

現役引退を発表したばかりのデビッド・ベッカムの今後を、英紙インディペンデントが予想分析している。

まず、第一の可能性は、サッカークラブの監督だ。マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリード、ACミランなど、欧州の超一流クラブでプレイしてきたベッカムは、理想的な監督候補だろう。そして、第二の可能性はサッカー評論家。実際、米国ケーブルテレビ局が、スポーツ専門チャンネルの立ち上げに際し、ベッカムと専属契約をしたがっているという噂も流れていた。しかし、この噂はベッカム本人が否定している。

第三の可能性は、ファッション業界でのキャリアだ。ベッカムは長年、世界のファッションアイコンの一人と目されてきた。2007年に立ち上げた自らの男性用香水でも大成功を収め、H＆Mとのコラボで自分の下着ブランドも展開している。妻ビクトリアもファッションデザイナーであり、ベッカムが本腰を入れてファッション業界でビジネスを始める可能性もあるだろう。

第四の可能性は、慈善活動である。ベッカムはユニセフ大使や、ユナイト・アゲインスト・エイズ・キャンペーンの顔を務めるなど、チャリティー活動にも注力している。現役最後のクラブになったパリ・サンジェルマンへの移籍が決まった時も、ベッカムは実質的に無給で働き、給与は全て慈善団体に寄付されることで話題になった。

最後に、第五の可能性は、ショービズ界でのキャリアだ。「彼に俳優になるよう勧めている。彼はルックスが良いし、全てそろっている」と、あのトム・クルーズに言わせるベッカムが映画スターになる可能性もないとは言えないが、ベッカム自身は「僕は演技がひどく下手だ」と俳優転向の可能性を否定したことがある。さて、ベッカムはどの道を選ぶのだろうか。今後のキャリアが非常に楽しみだ。【UK在住/ブレイディみかこ】