アンジェリーナ・ジョリーに衝撃!乳がんで闘病中の叔母が死去

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アンジェリーナ・ジョリーに衝撃!乳がんで闘病中の叔母が死去

アンジェリーナ・ジョリーの両乳房切除手術は、世界中に衝撃を与えると共に、乳がんを事前に防ぐための新たな医療への取り組みを見直す大きなきっかけを与えたが、そのアンジェリーナの勇断を後押しした叔母が、再発した乳がんの闘病中に亡くなったことわかった。

56歳の若さで、卵巣がんで亡くなったアンジェリーナの母親ミシェリーヌ・ベルトランの妹で、61歳の叔母デボラ・マーティンは、2004年にステージ4の乳がんという診断を受けてがん細胞を切除したにも関わらず、2012年にがんが再発。先日、闘病生活を送っていることが明らかになったが、最後は昏睡状態に陥り、死去したという。

アンジェリーナの叔父でデボラの夫ロナルドが、日曜版ピープル紙に語った話によれば、「5月22日の水曜日に発作を起こし、病院に連れて行きましたが、容態が一変し、昏睡状態に陥りました。そして5月25日の土曜日夜に、家族に看取られて息を引き取りました。乳がんを再発したのですが、がんは全身に転移していました」という。

また、E!オンラインには、「アンジェリーナは残念ながらその場には立ち会えませんでしたが、先週はずっと連絡を取り合っていましたし、アンジェリーナの兄ジェイミーは毎日見舞ってくれました。ふたりのサポートにはとても感謝しています。アンジェリーナの父親ジョン・ヴォイトも、5月19日にお見舞いに来てくれましたし、大きな支えとなりました」。

「アンジェリーナとはデボラが入院してから何度も会っていますが、私たちは彼女が両乳房を切除した決断を誇りに思い、また全面的にサポートしていきたいと思っています」とも語っている。

検査の結果、BRCA1という遺伝子に変異があることを知り、乳がんになる確率が87%、卵巣がんになる確率が50%と診断されたことで事前に両乳房切除という決断をしたアンジェリーナ。この勇断には賛否があるようだが、母親だけではなく、乳がんを一度切除しても再発し、最終的に全身転移で亡くなった叔母のことを考えると、正しい決断だったのかもしれない。【NY在住/JUNKO】

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