アンジェリーナ・ジョリー、両乳房切除手術を後押しした叔母の葬儀を欠席

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アンジェリーナ・ジョリー、両乳房切除手術を後押しした叔母の葬儀を欠席

アンジェリーナ・ジョリーが、両乳房切除手術を後押ししてくれた叔母で、先週乳がんのため61歳で亡くなったデボラ・マーティンの葬儀を欠席することがわかった。

アンジェリーナは、6月2日(日)にロンドンで開催されるブラッド・ピット主演『ワールド・ウォーZ』(全米6月21日、日本8月10日公開)のプレミアで、術後初めて公の場に姿を現すのではないかと報じられていたが、デボラの葬儀も6月2日に自宅近くのサンディエゴで執り行われるという。

「予定通り、葬儀は6月2日午後に行います。アンジェリーナはロンドンにいるので、参加できないでしょう。でも、アンジェリーナとは、家族と共にずっとコンタクトを取っていますし、私たちをサポートしてくれていてとても感謝しています」。

「私たちは、BRCAの遺伝子テストが受けられない人たちのために、Clearity基金を立ち上げる準備をしています。集まったお金でテストを受け、より多くの女性の命が助かればと思っています」と、デボラの夫で叔父のロナルドが、米テレビ番組E!のインタビューに語っている。

アンジェリーナは、母親と叔母の病歴からBRCAテストを行い、BRCA1という遺伝子の異変を発見したことで両乳房切除に踏み切った。世の中の女性たちの励みになればという意図もあって、今後は卵巣摘出手術を行うことも公表しているが、検査代が高額なため、一般市民には検査すら受けられないという否定的な意見も寄せられていた。【NY在住/JUNKO】

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