選抜総選挙で躍進したNMB48、人気の秘密は笑いのスキル!?
先日、6月8日(土)に日産スタジアムで行われたAKB48の32ndシングル選抜総選挙。いまやアイドルファンだけでなく、日本中を巻き込んだイベントに成長し、今回は第1位になった指原莉乃をはじめ“世代交代”が話題となったが、その中でも注目を浴びるのが、今回初めて上位16名の選抜メンバー入りした、14位の山本彩(さやか)と15位の渡辺美優紀だ。
この2人は、NMB48というグループのWメインを務め、人気も実力も兼ね備えたメンバーだけに、今回の結果には誰しも納得だろう。AKB48との兼任メンバーである市川美織以外全員がパチンコメーカーの京楽産業と吉本興業が共同で立ち上げたKYORAKU吉本.ホールディングスに所属しており、吉本新喜劇やお笑い番組に多数出演するなど、“お笑い”に関するスキルが高いというのが数ある姉妹グループとの大きな違いだ。
そのWメインである山本彩と渡辺美優紀らが出演し、日本テレビ系で放送され、人気を博した学園コメディドラマ「NMB48 げいにん!」(現在、続編「NMB48 げいにん!!2」が放送中)が映画化され、8月1日(木)から『NMB48 げいにん! THE MOVIE お笑い青春ガールズ!』として公開される。本作は関西有数のお嬢様学校、なんば女学院の中で浮いた存在の「お笑い部」に所属するたった5人の部員たちが、「全国女子高生お笑い選手権」、通称『JK-1』での優勝を目指して奮闘する姿を描くというものだ。
山本、渡辺のほかにも、総選挙では13位になった横山由依(4月まではNMB48との兼任メンバー)、28位でアンダーガールズ入りした山田菜々、54位でフューチャーガールズ入りした小笠原茉由、今回は惜しくも圏外だった小谷里歩といったメンバーが出演し、お笑い部顧問役のケンドーコバヤシ、しずる、アジアンといったお笑いの大先輩を相手に抱腹絶倒の珍騒動を巻き起こしていく。
「見所満載で、特に漫才はとにかくめっちゃ頑張ったのでみなさんにたくさん笑顔になってもらえたらいいなぁと思います!(渡辺)」と漫才のシーンはもちろん、「テレビの『NMB48 げいにん!』のように、楽しくて笑えるシーンもたくさんありますが、今回はそれだけではなく、思わず涙がこぼれてしまいそうになる感動のシーンもあります(山本)」が語るように、青春映画としても楽しみ。なぜ、NMB48が人気を集めるのか、本作を見ていただければわかるはずだ。【トライワークス】