キャリー・マリガン、ヒラリー・クリントン役のオファーを断る
ヒラリー・クリントンの若き日を描いた伝記映画『Rodham』で、主演の第一候補に挙がっていると言われていたキャリー・マリガンが、オファーを断ったとHollywood Reporterが伝えている。
キャリーは、同作の監督を務めるジェームズ・ポンソルトと会って、その場で主演をオファーされたようだが、同作に出演する決意がつかないとして辞退したという。これを受け、プロデューサーたちは、再び主演女優の獲得に動き出しているらしい。ポンソルト監督の第一希望はキャリーだったと言われているが、その他にも、スカーレット・ヨハンソン、ジェシカ・チャステイン、エマ・ストーンらの名前が挙がっており、リース・ウィザースプーンも関心を示していると伝えられていた。
最近になって、『Rodham』は米国大統領選挙が行われる2016年に公開されるという噂が流れ、同選挙戦ではヒラリー・クリントンが民主党の大統領候補になっている可能性もあるため、宣伝戦略の一つとして使われる映画ではないかという批判の声も上がっていた。女優たちにとっては自分のイメージにも影響を及ぼすことになるので、話題作とはいえ、慎重に出演を検討する必要性が出てきたのかもしれない。【UK在住/ブレイディみかこ】
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