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トム・クルーズ、世界を駆け回るPR方法の先駆者として自負心を語る

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トム・クルーズ、世界を駆け回るPR方法の先駆者として自負心を語る

世界中を駆け回って精力的に主演作のプロモーションを行っているトム・クルーズだが、もともとこの方法を提案したのはトム自身なのだそうで、そのことを今でも誇りに思っているようだ。

今では、ハリウッドセレブが世界中でレッドカーペットを歩き、インタビューに応じて映画のプロモーションをするのが日常となっており、親日家のトムは何度も日本に足を運んでいるが、1980年代にはまだその方法は取られていなかったという。

従来のやり方を変えたのはトムだそうで、彼は、一躍スターダムにのし上げることになった『トップガン』(86)を宣伝する際、映画会社に対して国内だけではなく、世界を飛び回るプロモーション方法を提案したという。

「『どこかの国でレッドカーペットを歩いて記者会見に応じたら、また別の国に行って何度でも同じことをしよう』って提案したんだ。4、5年かけて、その方法が正しいってことを確信してから、『世界中でプロモーションができないのであれば、僕は宣伝に協力しない』って言ったんだ。そうしたら、映画会社の人間から『彼はひどい奴だ』って言われたよ。でも、もし失敗したら自分の責任だから、自分が責任を持つって話もしたから、彼らは僕に従った方が良さそうだって思ってくれたんだ。そして、それは見事に成功したんだ。然るべき方法で、きちんと宣伝して、人を送り込めば、成功するってことを理解してもらえたようだ」と語ったと、DEADLINE.COMが伝えている。

トムは、ケイティ・ホームズとの結婚やサイエントロジーを巡る一連の言動から、アメリカ国内での人気が急落したが、国内よりも日本を含む全世界で数字を稼ぐ大スターだ。

自身が変えたプロモーション方法が、自分にとって大きなメリットになったのではないかという問いには、「そのとおりだね。これはジョークではなくまじめな話だ」とも語ったそうで、トムには先見の明があったと言えるだろう。【NY在住/JUNKO】

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