ビクトリア・ベッカム「ワーキングマザーであることに罪悪感」
ファッションデザイナーとして働きながら4人の子供を育てているビクトリア・ベッカムは、ワーキングマザーであることに罪悪感を覚えると告白している。自らのキャリアを持ち、子供も産んで、仕事も私生活も充実させようとすれば、犠牲になるものが必ず出てくるという。
「それは大変な、難しい仕事です。仕事を持って家族の面倒をみていると、あれもこれも一度にやらなければならない。けれども、無数の女性が、世界中で毎日それをしているのです。でも、簡単なことではないわ。それに、仕事に出かけるために家のドアから出るたびに罪悪感を感じます」と中国版ヴォーグ誌に語っている。
また、キャリアでの成功を維持するためには、絶えず努力を続けなければならないと語り、「私は20年間も人々の注目を集めてきました。しかし、利己主義でやっているわけではありません。彼女たちが私がデザインした服を着ることで、自分はセクシーなのだと感じ、すばらしい気分になれるのなら、それはステージで喝采を浴びるよりも意味のある仕事だと思っています」と話している。
ビクトリアは、今後は、中国市場で自らのブランドを確立することに力を注ぐそうで、「中国は大好き。女性たちもファッショナブルで美しい」と中国を絶賛している。【UK在住/ブレイディみかこ】
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