新婚の要潤に上島竜兵が過激なアドバイス「こまめに抱いてやるのが良い」
NHKのドキュメンタリードラマ風歴史教養番組を映画化した『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』(8月31日公開)。ヒット祈願イベントが8月5日、千代田区の神田明神で行われ、要潤、夏帆、時任三郎、上島竜兵、中尾浩之監督が出席した。夏空の下、劇中衣装に身を包んで参拝に臨んだ一同。シリーズを通して主演を務めてきた要は「足掛け6年をかけてきた番組の集大成。スタッフ一同、思い入れのある作品です」と熱い思いを語った。
要扮する時空ジャーナリスト、沢嶋雄一が教科書に載らない名もなき人々に密着し、歴史の真実を追うドキュメンタリータッチの人気シリーズ「タイムスクープハンター」。劇場版では、織田信長の居城・安土城の消失の謎に挑む。劇場版からの参加となったのが、夏帆と時任、上島の3人だ。要は「皆さん、“リハーサルをしない”という、この作品の独特の撮影方法に若干の不安を抱いていた。でも半日くらいで慣れておられて、素晴らしい役者さんたちだと尊敬した」と3人の役者魂に感服。夏帆は「テレビ番組の時から見ていたので、タイムスクープ社の衣装を着られて嬉しかった。映画の中では、セーラー服も着ています。セーラー服姿が見どころです!」と笑顔でアピールしていた。
また、タイムワープが作品のテーマとなっていることから、「どの時代に行ってみたい?」と聞かれると、要は「あまり歴史に興味がないので」と苦笑しながら「恐竜時代や、人類の誕生の瞬間など壮大な時代に行きたい」とコメント。上島は「今を生きることで精一杯。でも、できるならばデビュー当時に戻って、寺門(ジモン)はメンバーに入れないようにしたい」と告白し、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。
7月下旬に挙式・披露宴を行ったという要は「改めて祝福していただいて、結婚の実感が湧いた」と明かし、「演技に、より集中できていると思います。オンとオフをしっかりと分けて、玄関を出た瞬間に『戦いに行くぞ』と身を引き締めています。自由な家庭を築きたいですね」と結婚後の心境の変化についても教えてくれた。上島は、そんな要に結婚の先輩として「倦怠期とかもありますからね。こまめに抱いてやることです。お願いしますよ」と過激なアドバイス。会場はまたも笑いに包まれた。
和気あいあいとした空気が伝わってきたが、最後に要は「こんな愉快な仲間たちと作りました。音楽も素晴らしく、劇場の椅子に座った瞬間にタイムワープできるような作品になっています!」とニッコリ。作品の出来に自信をのぞかせていた。【取材・文/成田おり枝】