吉永小百合&松山ケンイチ、『手塚治虫のブッタ』第2弾で夢の初共演
手塚治虫の代表作の一つで、漫画のアカデミー賞ともいわれるアイズナー賞最優秀国際作品部門を2度受賞した漫画「ブッタ」のアニメーション映画化第2弾『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ 終りなき旅』が2014年2月に公開となる。
今年のカンヌ国際映画祭で、制作途中にも関わらず、すでに海外配給も決定するなど絶大なる支持を受けている本作だが、この度、第2弾のボイスキャストとして、吉永小百合、吉岡秀隆、観世清和、水樹奈々らの続投に加え、新たに松山ケンイチの参加が明らかになった。
松山ケンイチは手塚作品の大ファンで、特にコ―サラ国軍に母と姉を殺され復讐に心を燃やす盗賊タッタに思い入れがあり、1作目の公開前からこの役を演じたいという熱いラブコールを送り続けていたという。また、制作側も松山ならタッタの難しいキャラクターを演じきってくれるのではと出演が決まった。
今回の盗賊タッタ役の声優にあたり、松山ケンイチは次のような熱意を述べた。「ブッダはとても好きな作品で、特に思い入れがあるタッタをやらせて頂けることはとても光栄に思っています。少年時代の特殊な能力がなくなり、人間の性に翻弄される大人になったタッタをしっかりと演じ切りたいと思っています。」
また、続投が決定した吉永小百合は、「手塚治虫さんの大ファンの私はパート2が作られるのは大変うれしいです。ブッダの母の声で作品をよりわかりやすくみていただけるよう努めます。楽しみです。」と意気込みを語っている。
松山ケンイチが演じるタッタと、吉岡秀隆が演じるシッダールタ、観世清和演じるシャカ国の王・スッドーダナ王、水樹奈々演じるシッダールタがかつて愛した女盗賊ミゲーラ。そして、吉永小百合が演じる天上人となりシッダールタの行く末を見守るマーヤー天。実写、アニメ映画における豪華キャスト陣の初共演に注目だ。【Movie Walker】