アンジェリーナ・ジョリーの精神を執刀医が絶賛!

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アンジェリーナ・ジョリーの精神を執刀医が絶賛!

今年5月に、両乳房切除及び再生手術を行ったことを公にしたアンジェリーナ・ジョリーの執刀医が、アンジェリーナの慈善の精神を改めて絶賛している。

2007年に、56歳の若さで卵巣がんで母を亡くしたアンジェリーナは、がん細胞の遺伝子テストで異形細胞を発見し、生きるために両乳房切除を決めた。

その勇断を見事成功に導いたのは、ビバリー・ヒルズのピンク・ロータス・ブレストセンターのクリスティ・ファンク医師で、アンジェリーナが手術を決めてから、手術、そして公にするまでの心を含めた、すべてのプロセスを知っている唯一の人物ともいえる。

「アンジェリーナが切除を決めたのは今年の初めですが、すべてのタイミングは、私生活とキャリアの双方において完璧でした。でも、最も大切なのは、それを公にしようと決めた彼女の心のあり方だと思います。彼女はとてもプライバシーを重んじる人であるにもかかわらず、私的なことを公にするタイミングを、きちんと見定めて、それを実行したんです」

「世界で最も美しい女性が、女性らしさや性のシンボルともいえる乳房を切除をすれば、世間にショックを与え、『なんで、そんなバカなことをしたんだ!』という人もいることもわかっていたはずです。でもアンジェリーナは、BRCA1やBRCA2という遺伝子細胞を持っていると、乳がんや卵巣がんになりやすいという事実を少しでも多くの人に知らせたかったのです。彼女の中には常に慈善の精神があって、秘密を共有することで、少しでも勇断をしてくれる人が増え、その結果命が救われることを望んでいたからです」と、9月号のロサンゼルス誌で語っている。【NY在住/JUNKO】

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