松坂桃李や綾野剛、中村獅童らに「先輩、持ってるわ」
松坂桃李ら豪華キャストで、往年の人気アニメを実写映画化した『ガッチャマン』の初日舞台挨拶が、8月24日に日劇2で開催。松坂桃李、綾野剛、剛力彩芽、濱田龍臣、鈴木亮平、初音映莉子、中村獅童、岸谷五朗、佐藤東弥監督の総勢9名が登壇。松坂は、「全員が同じゴールをイメージして作ることができました。あとは、みなさんが感想を添えてもらえれば完成します。それ次第で続編です!」と本作をアピールした。
劇中では、新宿で戦うシーンが印象的だが、もし可能ならどんな町で戦いたいか?という質問が投げられたゲスト陣。松坂は「鳥取砂丘です。砂丘でってのも良いかなと」と言うと、綾野は「敢えて代官山とか。ギャラクター(敵)がカフェしてるとか(笑)」と笑いを取る。剛力は「沖縄とかのきれいな海」と、濱田は「山中湖」を提案。ムードメーカーの鈴木は「僕は世界遺産にうるさいですよ。世界遺産検定1級ですから。イエメンにサナーという町があって。アラビアンナイトの町みたい」と、そこからペラペラと世界遺産について語り始めると、綾野が「そんなの壊したらダメじゃん」と突っ込みを入れ、会場から笑いが起こった。
また、舞台挨拶で、一番の笑いを取ったのは、中村獅童と岸谷五朗のベテラン組。中村が「初めてお話をいただいた時は、ジョーの役だと思ってたら全然違っちゃってた」と、おちゃめに言うと、会場は大爆笑。松坂たちは「先輩持ってるわ」「かなわない」と感心仕切り。綾野は「お前、ジョー役を変われよって言われました」と告白。岸谷も「僕も、最初、0.4秒、一瞬、ガッチャマンのどの役だろう?ジュンじゃないなと思いました」とネタを被せ、さらにドカンと笑いが爆発した。
テレビアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」は、1972年に放送がスタートし、平均視聴率21%を記録した人気シリーズ。実写映画版は、新たな設定も加わり、最新のVFX技術を駆使したアクション・エンタテインメント作品に仕上がった。【取材・文/山崎伸子】