桜庭ななみ主演で世界的に話題となったゲームを映像化|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
桜庭ななみ主演で世界的に話題となったゲームを映像化

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桜庭ななみ主演で世界的に話題となったゲームを映像化

ヨーロッパの古典的なゲームから端を発し、ネットゲームとして全世界で話題となった「人狼ゲーム」が桜庭ななみ主演で映画化されることが決定。10月26日(土)から全国公開される。

「人狼ゲーム」は、もともとヨーロッパの古典的ゲームとして楽しまれていたゲームだが、様々な国からルールを改良したゲームが出たこと、またインターネット上で盛んに遊ばれることで人気に火がついた。ニコニコ動画などでプレイ動画がアップされ、さらには大がかりなイベントの開催、アプリのリリースなどで人気に拍車がかかり、今回の映画化となった。

本作は、高校2年生の仁科愛梨(桜庭みなみ)を主人公に、高校生10人が生死をかけたゲームに巻き込まれていくソリッドシチュエーションムービーだ。ある日、愛梨が下校中に何者かに拉致されるところから物語が始まる。愛梨が目覚めると、周囲には円を描くように複数の男女が横たわっていた。不可解な状況に愛梨たちが戸惑っていると、「皆さんにはこれから人狼ゲームをプレイしていただきます。拒否権はありません」と告げられ、ルール説明の映像が流される。そして、10人は、村人チーム、人狼チーム、予言者とそれぞれ役割を与えられ、生死をかけたゲームを展開していく。

出演は桜庭の他、太賀、竹富聖花、岡山天音、入江甚儀、大沢ひかる、梶原ひかり、藤原薫、平埜生成、藤井美菜ら。主演の桜庭は、「このお話をいただいた時、『人狼ゲーム』を詳しく知りませんでしたが、周りの友達がテレビ番組ではまッていると聞いて、話題の作品の映像化にすごく興味を持ちました」とコメントする。

監督を務めるのは、『パーク アンド ラブホテル』(08)で日本人監督として第58回ベルリン国際映画祭最優秀新人作品賞を初受賞した熊坂出だ。監督は「リアリティーがあるものにしたい」というコンセプトで撮影を進め、テストを経ずにいきなり本番を撮るという撮影スタイルを敢行した。これについて、桜庭は「監督は毎回、その時のリアルな感情を大切にされるので、その時初めて何か起こった!という感情を表現するため、先読みしないように、何も考えないようにしようと意識しました」と、役作りの心構えを語り、「この作品には、皆が真剣に全力でぶつかっていく姿がストーリーにリンクして映し出されているので、そういうところも見ていただきたいです」とアピールする。【Movie Walker】

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