「釜山のご飯は美味しい!」濃紺ミニワンピ姿の前田敦子が韓国ファンを前に満面の笑み
アジア最大級を誇る国際映画祭、釜山国際映画祭が10月3日に開幕。『そして父になる』(公開中)の福山雅治ら多くの日本人関係者が訪韓し、映画祭入りしている中、ひと際注目を集めているのが、主演映画『もらとりあむタマ子』(11月23日公開)で海外映画祭初参加となる前田敦子だ。
開幕を飾るBusan Cinema Centerのレッドカーペットに、BIGBANGのTOP、アン・ソンギ、カン・ソヨン、アーロン・クォックといったアジアのスターに混じって、山下敦弘監督と共にレッドカーペットを歩いた前田敦子。続く4日には、A Window on Asian Cinema部門に出品されている『もらとりあむタマ子』のワールドプレミア上映に先立ち、山下監督、前田敦子、脚本家の向井康介、プロデューサーの齋見泰正による舞台挨拶が行われた。
レッドカーペットでは、美しいデコルテが強調された大人っぽいドレス姿だった前田は、舞台挨拶には濃紺のミニワンピース姿で登場。初の海外映画祭で釜山入りした感想を「この作品がこのような釜山映画祭という大きな場所で上映出来ることになり、とても嬉しいです。釜山のご飯はとても美味しいですね!」とコメントしつつ、主演映画について「主人公と同年代の女性が、”私もお父さんのまえではこんな感じ”と共感してもらえるとうれしいです」とPRもバッチリ。また『苦役列車』(12)に続いてタッグを組んだ山下敦弘監督についても、「『苦役列車』が公開になるときにちょうどこの話をいただいて、山下監督とまた仕事が出来る!と思い、すぐ引き受けました。山下監督は凄く優しいが作品作りには凄く真剣な方なので、実は山下監督は私が仕事している監督のなかでも一番厳しい監督ではないかと思います」とコメントした。また、山下監督の提案で客席をバックに写真撮影も行われ、韓国のファンからは花束が贈られるなど大盛況のうちに舞台挨拶は終了した。
なお、星野源が主題歌「季節」を提供していることでも話題の本作は、山下敦弘監督&向井康介(脚本)が、『松ヶ根乱射事件』(06)以来6年ぶりにオリジナル映画を手掛けていることにも注目したい。【Movie Walker】