真木よう子、映画『BUDDHA2』で少年声を堂々披露!
第66回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞作で、公開早々に国内興収15億円を突破したヒット作『そして父になる』(公開中)や、第35回モスクワ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した主演作『さよなら渓谷』(13)など、話題作への出演が続く女優・真木よう子。彼女が、手塚治虫の名作を全3部作でアニメーション映画化するシリーズの第2作『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ 終りなき旅』(14年2月8日公開)で、“少年役”のボイスキャストに抜擢されたことが明らかとなった。
本作で真木が声をあてるのは、後にブッダとなるシャカ国の王子シッダールタに憎しみを抱くコーサラ国のルリ王子役。これまで韓国ドラマの吹き替えやTVアニメ、アニメ映画の女性キャラクターで声の出演をした経験はあったが、少年の役に挑戦するのは今回が初めて。「いつか少年の声の役をやってみたいという願望があった」という真木自身の思いや、彼女の声質が少年役に向いていると監督を含む制作サイドが感じたことが、今回のキャスティングにつながったという。
既に収録を終えた真木は、「(少年役は)待望と言ったらおかしいですけど、すごく嬉しかったです。声優の仕事はあまり経験がないので、自信がなかったのですが、大好きな手塚治虫先生の原作という事で挑戦してみたいという気持ちがあって受けさせていただきました」とコメント。演じたキャラクター、ルリ王子については「葛藤し続けても逃げ出さずに強く生きるところに魅力を感じました」と語った。
本作は、吉永小百合、吉岡秀隆、松山ケンイチ、観世清和(能楽観世流二十六世家元)、水樹奈々、笑い飯・哲夫など、早々たる顔ぶれの参加が発表済み。真木が加わったことでより一層豪華になったボイスキャストの演技に期待がかかる。【Movie Walker】