クロエ・グレース・モレッツが来日「血を被ってこそ、キャリーになれた!」

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クロエ・グレース・モレッツが来日「血を被ってこそ、キャリーになれた!」

キャリー』(11月8日公開)のプレミア試写会が、10月23日に新宿ピカデリーで開催。主演女優のクロエ・グレース・モレッツが来日し、「本当にエキサイティング!日本のファンの方がこんなにたくさんいるなんて」と頬を紅潮させながら、舞台挨拶で笑顔を見せた。

『キック・アス』(10)の“ヒット・ガール”役でブレイクしたクロエは、同作のキャンペーン以来、3年ぶり2度目の来日となった。ファッショニスタである彼女は、ミュウミュウのボディコンシャスなワンピースにプラダのサンダルで登壇。「日本にピッタリだと思って選んだの。世界のどの国よりも日本のファッションは素晴らしいと思っていたので。自分も頑張らないとね」。

また、劇中で血を浴びるシーンについては「1か月半、血を被るシーンばかり。寒かったし、夜は遅かったし、全身血糊だらけになったわ。でも、血を被ってこそ、キャリーになれた感じがしたの」と撮影を振り返った。また、プロム(ダンスパーティ)に誘われたい男性像については「スイートで、優しくて、笑わせてくれる方。女優としての私ではなく、クロエとして誘ってほしい。ありのままの自分を誘ってくれるかどうか、それが鍵ね」と語った。

『キャリー』は、スティーヴン・キングの青春残酷物語を映画化した衝撃作。1976年にブライアン・デ・パルマ監督によっても映画化され、世界中を恐怖のどん底に陥れた。今回は、キャリー役にクロエ、母親役にジュリアン・ムーアを迎え、『ボーイズ・ドント・クライ』(99)のキンバリー・ピアース監督がメガホンを取った。【取材・文/山崎伸子】

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