『まどか☆マギカ』完全新作初日に悠木碧ら声優陣が勢ぞろい!「真っ直ぐに受け止めてほしい」

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『まどか☆マギカ』完全新作初日に悠木碧ら声優陣が勢ぞろい!「真っ直ぐに受け止めてほしい」

社会現象を巻き起こした人気アニメの劇場版第3弾『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語』。初日舞台挨拶が10月26日に新宿バルト9で開催され、ボイスキャストの悠木碧、斎藤千和、水橋かおり、喜多村英梨、野中藍、加藤英美里、阿澄佳奈の7名がズラリと登壇。熱気にあふれた会場を前に、まどか役の悠木は「テンションが上がって何を言っているのかわからなくなってきた!」、ほむら役の斎藤も「やっとお届けすることができる。お待たせしました!」と喜び爆発。会場も「待ってました!」との大歓声で応えた。

本作は、テレビシリーズをベースに製作された『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編 始まりの物語/後編 永遠の物語』を経て、満を持して送り出される完全新作。総監督・新房昭之、脚本・虚淵玄らメインスタッフが再結集し、過酷な運命を背負った魔法少女たちの新たな物語が描き出される。壮大な展開で幕を閉じた前作の“その後”が描かれるとあって、悠木も「深くは話せない!」、新キャラクター・なぎさ役の阿澄も「百江なぎさ役です!これ以上はしゃべれません!」と、ネタバレ厳禁の驚愕のストーリーとなっている様子。

杏子役の野中は、台本を読んだ時の感想を「じぇじぇじぇ!」と流行語を交えて吐露、会場の笑いを誘っていた。そんななか、「『まどか☆マギカ』シリーズは、前半に幸せだった人は、後半で悲しいことになっている」とヒントをくれたのが悠木だ。さらに「今回は、最もヒロインらしいまどかが描かれている」と続けると、斎藤も「まどかがキラキラしている!ほむらの理想のまどかが描かれている。あの子、キレイだったぁ」とニッコリ。

さやか役の喜多村は「ひとつ言いたい」と口火を切り、「もう、残念なんて言わせない!さやかは、カジュアルなキャラクターとして描かれてきたけれど、今回は大事なキーパーソンとして掘り下げていただいた」と感謝しきり。キュゥべえ役の加藤も「可愛らしいキュゥべえが見られる。キュゥべえファンにはたまらない」と話すなど、それぞれが演じたキャラクターへの愛情たっぷりに語ってくれた。

最後には斎藤が「魂、命を削ってお芝居をした。それくらいの覚悟で見届けていただけたら。ほむらを演じる上で、中途半端なことは一切していません!真っ直ぐに受け止めてください」。悠木も「本当に愛されている作品だと感じる。声優って、全力を込めてやったことを受けとってもらう人がいてこそのお仕事。私たちが込めた思いを皆さんにも味わっていただければ、『それはとっても嬉しいな』って思います」と熱を込め、大盛況の舞台挨拶を締めくくった。【取材・文/成田おり枝】

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