電撃離婚は計算だった?オーランド・ブルームとミランダ・カー、2年間も仮面夫婦を演出!?
25日に電撃離婚を発表し、世間をあっと驚かせたオーランド・ブルームとミランダ・カー。共同声明では、「6か月間の別居の末の円満離婚」を強調し、翌日メディアに対してオーランドは、「ミランダは友達ではなく、今でも家族だ」とコメント。また、オーランドが、ミランダと息子のフリンの住むマンションを訪れ、ミランダが満面の笑顔でオーランドと腕を組んで仲良く家族3人でランチに行く様子がUsウィークリー誌などに掲載されていた。しかし、これまで幾度となく破局説が伝えられていたオーランドとミランダの離婚劇は、そんなに美しいものではなく、すべてがミランダの計画的な演出だとみる向きもあるようだ。
ふたりが結婚した2010年7月当時、オーランドは『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで人気絶頂の俳優であり、ミランダは、オーストラリア出身の駆け出しモデルだった。しかし結婚してフリンが誕生した後は、美しさに磨きをかけたミランダがメキメキと頭角を現し、いつの間にか立場が逆転。オーランドが仕事を減らして育児を担当し、ミランダが晴れの舞台でメディアの注目を浴びるという状況になっていた。
オーランドは、ミランダが乳房を見せたりヌードになったりと大胆になっていくことにあまり賛成ではなかったにもかかわらず、ミランダがヴィクトリアズ・シークレットのモデルとして大躍進を遂げ、ほとんどふたりが一緒にいる姿が目撃されなくなったたため、昨年8月に不仲説が浮上。その後は、オーランドが海外で映画を撮影中にミランダが、ジャスティン・ビーバーやレオナルド・ディカプリオなどと豪遊する姿が目撃されて12月には不倫疑惑が浮上したが、不仲説を一蹴りしている。しかし、今年1月にはミランダが新年早々インスタグラムに、結婚指輪をはずした写真をわざわざ掲載していたことから、離婚への暗示ではないかと言われていた。
それでも、その後はヤンキースの試合やUSオープンに一緒に出掛ける姿など、家族3人の姿を強調し、日本ではP&Gの衣料用洗剤「ボールド」の新CMキャラクターに抜擢されたミランダは、良き家庭人であることを印象付けていた。9月末には、オーランドが主役のロミオを演じているブロードウェイの舞台「ロミオとジュリエット」の公演初日に舞台を観劇してオーランドを褒めちぎると、雑誌のインタビューでは、「私は家に帰ったらボスではないわ」と、夫のために尽くす主婦であり母親であることをアピールしていた。そして今回の離婚発表というプロセスに至ったわけだが、ふたりはフリン誕生後から約2年間、仮面夫婦を演じていたという。
「ふたりは結婚して1年後には、既に愛情のない仮面夫婦になって、かなり長い間別居していました。ハリウッドでは常識でした。最初はミランダが、オーランドが多忙なため寂しいと言っていたようですが、後半は、オーランドが、ニューヨークという場所限定で仕事漬けのミランダに嫌気がさしていたようです。息子フリンのためにどうにか関係を続けようと努力はしたようですが、ダメだったようです。随分長い間仮面、夫婦を装っていただけです」と、夫婦に近い関係者などがザ・サン紙に語っている。
また、別の関係者がナショナル・エンクワイラー紙に語った話によれば、「ミランダが、夫を惹きつける秘訣は、『メイクとセクシー下着で美しくしていること』と語り、お料理も得意であることを強調していましたが、既に愛情がなくなっていたオーランドの気を惹くための懸命の努力でもあったのでしょう。脱ぎまくってセクシーな女をアピールしたのも、結婚生活には逆効果になってしまいました。『仕事優先で子育てを夫に任せた女』というイメージを払拭するのに懸命で、モデルとしての地位を築いた後は、やることをやってから離婚を発表し、夫婦円満を演出しているのも、すべてミランダの計算」だそう。いずれにしても時を経て、今は円満な家族に戻ったということかもしれない。【NY在住/JUNKO】