白タキ板尾創路監督、山崎邦正にツッコミ

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白タキ板尾創路監督、山崎邦正にツッコミ

第一回沖縄国際映画祭の開催3日目。『板尾創路の脱獄王』監督・主演の板尾監督は、いつもの真っ白なタキシードに身を包んで登場、ベテラン俳優の國村隼、石坂浩二とともにレッドカーペットを歩いた。監督は貫禄たっぷりの2人を前にいささか緊張気味だったようだ。

レッドカーペットでのインタビューには、関西の番組から同じ吉本所属の山崎邦正がマイクを手に質問。真っ白なスーツの山崎は「板尾さん、完全に服が被ってますね」とジョークを飛ばすと、すかさず「おまえ、それわざとやろ、絶対わざとやろ」と反撃し、会場を笑わせていた。

続いて、舞台挨拶で、監督は「今日、初めて皆さんに見ていただきます。皆さんの顔は一生忘れません。できるだけ」と、まずは笑いをとった後、「吉本興業がお金を出してくれて、映画を撮れ、ということになったので、自分の好きな脱獄映画をテーマに監督をさせていただきました。主演もしていい、とも言われたので、それもさせていただきました」と、結構な欲張りぶり(!?)を発揮していた。

かたや役者として大ベテランの國村と石坂は、監督としての板尾の才能をたたえた。【取材・文/真野博之】

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