デミ・ムーア、扶助料問題でアシュトン・カッチャーとやむなく離婚が成立!
離婚が長引いていたデミ・ムーアとアシュトン・カッチャーだが、遂に離婚が成立。しかし円満離婚ではなく、法律的な事情からデミが要求を取り下げざるを得ない形での決着だったようだ。
昨日ニューヨーク・ポスト紙が、アシュトンとデミの離婚が最終合意に達する予定であることを伝えたが、TMZ.COMが報じているところによれば、「デミはアシュトンの浮気が原因で離婚に至ったとして高額な離婚扶助料を請求していましたが、カリフォルニア州の法律では、浮気による扶助料請求の権利は認められていないことから、それを諦める形でデミは離婚に合意せざるを得なかった」という。
2005年に結婚した際、アシュトンはほぼ無名で15歳年上のデミとは格差婚と言われていたこともあって、ふたりはプリナップ(婚前契約)を交わしていなかった。しかし、仕事がないデミに対し、いまやアシュトンは人気テレビシリーズ「ハーバー★ボーイズ」で1エピソードにつき75万ドルのギャラを受け取るほどで、最も稼ぐテレビ俳優に。また、『スティーブ・ジョブズ』(公開中)で故スティーブ・ジョブスを演じたアシュトンは、ハイテク企業への投資に成功しているほか、Lenovo社のタブレット端末の広告塔に就任するなど、企業家としても成功を収めており立場が逆転している。
ふたりは、アシュトンがサラ・リールと一夜を共にしたと言われてから2か月後の2011年11月に別居。2012年12月にアシュトンが離婚を申請し、デミも2013年3月に離婚を申請したが、デミは結婚後にアシュトンが稼いだ財産も平等に分与されるべきとして、1万5000万ドルと推定される財産とは別に扶助料を請求しており、双方の主張が大きく食い違っていた。
詳しい財産の分与額などは明らかになっていないが、慰謝料なども含めた額で双方の合意に至ったそうで、あとはアシュトンとミラ・クニスの挙式を待つばかりとなった。【NY在住/JUNKO】