英紙が選ぶ史上最高のスーパーヒーロー映画は?

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英紙が選ぶ史上最高のスーパーヒーロー映画は?

英紙ガーディアンが選んだ史上最高のスーパーヒーロー映画トップ10が同紙のサイトで発表され、クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』(08)が1位の座に輝いた。

同紙は同作について、「陰鬱さと狂気というスーパーパワーを備えたスーパーヒーロー映画」と書き、クリスチャン・ベールのバットマンを「心をかき乱す不吉な存在」、故ヒース・レジャーのジョーカーを「すべてのスーパーヒーロー映画のなかで最高の悪役」と評して、同作のパワーの源は「近代のスーパーヒーロー映画のなかで、最も素晴らしい演技を見せた2人の俳優の対決にある」と分析している。

2位には「スーパーヒーロー映画というジャンルへの深い愛が可能にした映画」であるとして、アニメーション映画の『Mr.インクレディブル』(04)が選ばれている。また、3位には「心理的に重層的な今日のスーパーヒーロー映画のさきがけとなった作品」として、ティム・バートン監督の『バットマン』(89)がランクイン。

さらに、4位はブライアン・シンガー監督の『X-MEN』(00)、5位はリチャード・ドナー監督の『スーパーマン』(78)、6位は『アベンジャーズ』(12)、7位は『キック・アス』(10)、8位は『ブレイド』(98)、9位は『スパイダーマン』(02)、10位は『アイアンマン3』(13)という結果になっている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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