スタローン&シュワの“頭脳派”な姿って!?『大脱出』日本版ポスターが解禁
言わずと知れたハリウッド最強のアクションスター、シルヴェスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーが、ついに本格共演を果たした映画『大脱出』(14年1月10日公開)。その日本版ポスター画像が解禁され、主演の2人から今回の共演についてのコメントも到着した。
本作は、難攻不落の監獄要塞に投獄されてしまった脱獄のプロが、謎めいた囚人たちのボスと手を組んで脱獄を計画する手に汗握る物語。共に60代後半でありながら、相変わらずド派手なアクションに挑戦している2人だが、本作の見どころはなんと“頭脳派”な姿だという。スタローンは「この映画には銃撃戦や爆発だけではない新しさがある。主人公たちは脱獄するために頭をフル回転させなければならない。アクションの量もすごいが、これはまさに頭脳派の男たちのアドベンチャーであり、僕たちのキャリアの集大成だと言えるだろう」とコメントしており、その意外(!?)な姿が気になるところだ。
どちらも80年代から90年代初頭にかけて、超一級アクションスターとして全世界を席巻していたが、やはり互いに対抗意識は強かったようで、スタローンは「競争心が僕たちの最高の能力を引き出してくれたんだ。互いに筋金入りのアクション映画に出演し、同じようなキャリアを歩んできた」と語っている。一方、シュワルツェネッガーも、「スライ(スタローン)と僕はキャリア初期の頃から激しい競争心を燃やしてきた。それは、誰のカットが多かったか、筋肉が割れているか、体脂肪が少ないか、誰の銃が大きいか、そしてスクリーン上の死体はどちらが多いかといったことだった。そういう種類の競争を絶え間なく続けてきたが、僕たちは常に互いの才能を高く評価していた」とスタローンの存在を激しく意識していたことを明かしつつ、「だから完全に共演できる映画を積極的に探していたんだ」と、競争を乗り越え共演に至った経緯についても明かしている。
スタローン&シュワルツェネッガー自身が、“キャリア集大成”であり“積極的に探していた”と語る本作。果たしてその仕上がりはいかに?年明けの公開が今から待ち遠しい。【Movie Walker】