「半沢直樹」脚本家の次作にEXILEのMATSUが主演!これまた予測不能な展開に!?
最終回の平均視聴率42.2%を記録し、今世紀最大のヒットとなったドラマ「半沢直樹」。主演を務めた堺雅人のハマリ具合はもちろんだが、観る者を引き込んでいく演出方法や銀行員の知られざる実態などがウケ、人気を呼んだ。また、流行語大賞の候補にもなっている“倍返し”などの印象的なキメ台詞もヒットの要因といえるだろう。その立役者のひとりと言えるのが、脚本家の八津弘幸。そんな彼の脚本が映像化された次なる作品が、映画『晴れのち晴れ、ときどき晴れ』(11月23日公開)だ。
瀬戸内海の港町を舞台にした本作は、37歳無職の男性・緒方定虎の姿を中心に、地域住民の繋がりや親子の絆を描いたヒューマンドラマ。EXILEのパフォーマーであるMATSUこと松本利夫が主演を務めている点にも注目だが、八津の脚本とあって、やはり押さえておきたいのが人間ドラマの部分だろう。今回、物語のキモとなるのが、主人公の娘と名乗る17歳の少女との交流。とある理由から定時制高校に通い始めた定虎が、自分の娘だと名乗り出た17歳の美羽(宮崎香蓮)とクラスメイトとなり、次第に心を通わせていく過程が描かれていく。
「半沢直樹」とはジャンルは違うものの、ヒューマンドラマという部分は同じなので、あっと驚くような展開も!?…というのも、「ハンマーセッション!」など漫画の原作者という顔も持っている八津は、ドラマチックで刺激的、人を引き込ませていく技術に長けているからだ。ちなみに、これまでにもドラマ「魔女裁判」や「シュガーレス」、映画『イキガミ』(08)などを手掛けている。
ドラマの爆発的なヒットによって、今後の活躍が注目されるのは必至。まずは、瀬戸内の人情味にあふれた心温まる本作をぜひチェックしてほしい。【トライワークス】
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