ビヨンセ、無礼な態度でピラミッド立ち入り禁止に?

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ビヨンセ、無礼な態度でピラミッド立ち入り禁止に?

ビヨンセが、“エジプトのインディ・ジョーンズ”と呼ばれる著名な考古学者から、態度が無礼すぎるとしてピラミッドへの立ち入りを禁止されたと英紙デイリー・メイルが伝えている。

エジプト考古最高評議会 (CSA) 事務局長・元考古大臣であり、エジプト学の権威としてヒストリーチャンネルの番組などにも頻繁に登場するザヒ・ハワス博士は、ビヨンセが09年にエジプトのピラミッドを訪れた際、彼女のプライベート・ツアーのガイドを務めたらしい。

ハワス博士は、ビヨンセが遅刻して現われたことを明らかにし、「私がガイドを務めた人々は、ほとんどいい人ばかりなので友達になる。しかし、あの女性は…。彼女は3時に来ると言っておきながら遅れて来た。『遅れてすみません』と言うべきだろうと言ったが、彼女は口を開こうとしない」と語っており、彼の堪忍袋の尾が切れたのは、ビヨンセが連れて来た写真家が暴力的になった時だったと言う。

「僕も写真家を連れて来たし、彼女も自分の写真家とボディガードを連れて来た。僕の写真家が撮影を始めると、彼女の写真家が『やめろ!撮るかどうか決めるのは僕だ。君じゃない』と言うので、『わかった。あなたは僕の写真家を殴ろうとしたのだから礼儀に欠けている。出て行け。君たちには私のガイドでツアーする資格はない。君はバカか』とビヨンセに言ってその場を去りました」と博士が語ったと英紙デイリー・メイルが伝えている。同紙は、その時にビヨンセ側の写真家が撮影した写真を掲載しているが、彼女はピラミッド見学というよりは、ファッション雑誌のグラビアのような写真が撮りたくて現地を訪れていたような印象を受ける。

博士は、ビル・クリントンやオバマ大統領などの歴代米国大統領がエジプトを訪れた際にもプライベート・ツアーのガイドを務めた人物だ。

ビヨンセのスポークスパーソンは、博士の主張を「まったくのデタラメ」と否定している。【UK在住/ブレイディみかこ】

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