ディズニー映画の上映中にポルノ映画の予告編が流れ、劇場内が騒然!
ディズニーの子ども向けアニメ映画『アナと雪の女王』を上映していたフロリダの映画館で、どういうわけかラース・フォン・トリアー監督のポルノ映画『ニンフォマニアック』の予告編が流れ、劇場内が騒然となったと英紙ガーディアンが伝えている。
ニンフォマニアック(色情狂)という言葉をタイトルに掲げたこの作品は、ある女性が自らの性体験を振り返るストーリーで、あまりにヌードが多く、セックスシーンが過激すぎるとして、予告編がYoutubeから削除されたことでも話題になったばかりだ。ヴァニティ・フェア誌も、『ニンフォマニアック』のトレイラーについて「一般の映画館で流される予告編としては史上最も過激な内容」と書いているが、その予告編がいきなり子どもたちの目の前で流れ始めたものだから、保護者たちは急いで子どもたちの目を手で覆ったり、劇場の外に駆け出したりして、大騒ぎになったらしい。
「子どもの目を隠している時間が、まるで永遠に続くように感じられました。両手を使って子どもの目を覆うと耳が塞げません。あの音はすべての子どもに聞こえていました」「PG指定の映画の上映で、いきなりR指定映像を子どもに見せるなんて。こういう事態が二度と起こらないよう予防手段を考えて欲しい」と、劇場内にいた保護者たちは話している。
劇場側は、ディズニー映画の上映で『ニンフォマニアック』の予告編が流れてしまったのは、技術的な手違いだったと説明しているそうだ。【UK在住/ブレイディみかこ】
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