命の危険を顧みずポール・ウォーカーの救出を試みた男性の存在が明らかに

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命の危険を顧みずポール・ウォーカーの救出を試みた男性の存在が明らかに

11月30日に衝突事故に遭い、外傷とやけどが原因で亡くなったポール・ウォーカー。業界関係者や役者仲間、そしてファンのみならず多くの人々から愛されていたようだが、この度、自らの命の危険を顧みず追突現場に駆け付けてヒーローとして称えられていた男性の存在が明らかになった。

事故現場の生々しい写真や映像が公開されるなかで、原形をとどめないほどペシャンコになったポルシェが炎上を始めた事故現場から、消防隊員らに取り押さえられて現場から遠ざかっていく男性が誰なのかがソーシャルメディアなどで話題になっていたが、この男性は、37歳の映画のスタントマンで、ポールと同じ高校に通っていた25年来の親友ニュート・ワイマーだった。

防犯カメラの映像から車が衝突して炎上するまでに約1分間の時間差があったことが明らかになっているが、ニュートはポールらを助けたい一心で、衝突直後に危険を顧みずにポルシェに近づき、手にやけどを負いながらも懸命に彼らを救助しようとしていたことがわかった。

「ニュートは本当にショックを受けている。彼は勇敢な男で、できる限りのことをやったんだ。もし警官や消防士が彼を現場から引き離していなかったら、彼の命もなかったかもしれない。ニュートはただ彼らを救いたかっただけなんだけど、生きていることがラッキーだ」と彼の友人がRadoronlineに語っている。【NY在住/JUNKO】

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