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事故死のポール・ウォーカー、死亡証明書で正式に死因が明らかに

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事故死のポール・ウォーカー、死亡証明書で正式に死因が明らかに

11月30日に友人のロジャー・ローダスが運転していたポルシェの助手席で亡くなったポール・ウォーカーの死因は米ロサンゼルス郡検視局によって明かされたが、この度死亡証明書の発行により、正式に死因が明らかになった。

米ロサンゼルス郡検視局の発表では、ロジャーは衝突による複数の外傷でほぼ即死だったが、ポールの死因は外傷と火傷によるものであり、衝突直後はまだ生きていたことになっていた。

となると、ポールの友人が炎上を始めたポルシェから彼を助けようとしたのを引き留められたことが気になるうえに、消防隊員らが救援活動を続けていれば、ポールは助かった可能性があるかもしれない。

しかし、TMZ.COMが入手した死亡証明書によれば、「ロジャーはポルシェが炎上する前に即死で、ポールは即死ではなかったものの、衝突による外傷を受けてからポルシェの炎上によって火傷で亡くなるまでの時間はほんのわずかであり、ほぼ即死状態だった」という。

亡くなってしまったポールは戻らないが、ファンや家族、友人らは外傷の苦しみのうえに、さらに身動きが取れずに燃え上がる炎の中でポールがもがき苦しむという二重の苦しみを味わっていた可能性があったためにいたたまれない思いがあったのだろう。だが、その時間はほんの一瞬だったことが明らかになった。

8日に8000人のファンがポールの追悼式を行い、14日に家族や近しい友人らによってしめやかに葬儀が行われたが、衝突の原因については未だ解明中だ。

高度な運転技術が問われるポルシェ・カレラGTだが、先日検事のジェフ・マッグは、「車のメカニカルな問題は事故原因から除外していいと考えている。事故前は少なくても時速45マイル(約72キロ)は出ていた」とハリウッド・レポーター誌に語っており、スピードを出しすぎていた可能性も。また、ポールの家族が依頼している調査結果では、高速で走行中の車がプラスチックの車線マーカーの上を通った際に滑ってハンドルをコントロールしきれなくなった可能性もあるようが、2人の薬物検査の調査結果も含めて、正式な事故原因が発表されるまでには数か月を要するようだ。【NY在住/JUNKO】

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