原作本も“バイロケ”化!?法条遥書き下ろしの新作が発売決定!

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原作本も“バイロケ”化!?法条遥書き下ろしの新作が発売決定!

水川あさみ、千賀健永(Kis-My-Ft2)、高田翔(ジャニーズJr.)が出演することでも話題を呼んでいるサスペンスホラー『バイロケーション』(14年1月18日公開)。第17回日本ホラー小説大賞長編賞に輝いた若手作家・法条遥のデビュー作が原作で、角川ホラー文庫20周年記念作品として映画化された本作。この度、法条遥の書き下ろしによるシリーズの新作「バイロケーション スプリット」(角川ホラー文庫刊)が、12月25日(水)に発売されることが決定した。

映画を見て触発されたという原作者の法条は、「初見での感想は、『原作を分解して、再構成したみたいだな』と思いました」とコメント。そして、「映画オリジナルの設定を、逆輸入の形で使わせて頂きました」と、映画が新作に与えた影響について語っている。また、法条は「無論、主人公である忍とその周辺は動かしようがないので、原作者である私から見ると、それ以外の人物の動きと心理をどう主軸に絡めて展開するのか、というのが見所であり、そこの所を上手く表現した(監督の)安里氏の手腕に素直に感心しました」と、映画版を高く評価した。

突如、出現するもう1人の自分(=バイロケーション)に遭遇し、極限状態の中で“バイロケ”に命を狙われるという衝撃の展開を見せる映画『バイロケーション』。また、異なるエンディングが用意されている『バイロケーション 裏』(14年2月1日公開)も連続公開されるなど、相次ぐ“バイロケ”化に期待は高まるばかり。映画と新作本、双方に注目しながら公開を待ちたい。【Movie Walker】

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