『ワイルド・スピード7』、交通事故死のポール・ウォーカーの代役に弟が大抜擢
11月30日に、友人の運転するポルシェの助手席で悲痛の最期を遂げたポール・ウォーカーは、12日に火葬され、14日に家族や近しい友人らに見守られてハリウッドの地で永遠の眠りについた。
そんな中、ポールの突然死で製作がとん挫していた『ワイルド・スピード』第7弾で、ポールの弟で25歳のコディ・ウォーカーが、製作サイドからからポールのスタントマンを演じるようにオファーされていることがわかった。
ポールの死の直後は、9月から製作されていた同作の無期延期が発表されたが、その後ジェイムズ・ワン監督が時期をみて予定通り製作、公開されることを明言した。しかし、既に撮影されていたポールの出演部分を削って新たな脚本を書き直すという報道もあり、ポールの出演はなくなる可能性が浮上していた。
だがこの度MailOnlineに関係者が語った話によれば、「ポールの死後、プロデューサーらがスタントマンの仕事をした経験のあるコディに、ポールのスタントマンを演じてくれるように何度も折衝を重ねているようです。製作サイドは、『ワイルド・スピード7』を完成させるためにはポールのそっくりさんが必要だと悟り、背格好も似ている実弟が一番ふさわしいと考えたんです」
「背後からのショットはコディで撮影し、ポールの顔が必要なショットはCGを使って合成で製作する方法を考えているようです。まだ詳細の詰めが必要ですが、コディがポールのために同意してくれれば、ポールを同作に残すことができます。ポールに敬意を表したいという製作サイドの思いがあるようですが、なにしろ葬儀が終わったばかりで家族も友人らも喪に服している状態なので、返事は得られていない」という。
コディの返事いかんによって、『ワイルド・スピード7』のストーリーが大きく変わることになるため、コディにとってはつらく重大な選択を迫られることになる。【NY在住/JUNKO】