上原浩治投手とアイドリング!!!の菊地亜美が“雑草魂”談義「踏まれても心の切り替えが大事」
魅力的な男性主人公が登場する『アフター・アース』『ホワイトハウス・ダウン』『エリジウム』『2ガンズ』のブルーレイ&DVD連続発売を記念して、「魅せ男になろう!」をコンセプトにした4作品連動のキャンペーンが開催。今年最も世界を魅了した“魅せ男・オブ・ザ・イヤー2013”には、ボストン・レッドソックスの上原浩治投手が選ばれた。
12月20日に都内で行われた授与式にタキシード姿で登壇した上原投手は、「野球以外で賞をもらうことはないので、素直に嬉しいです」と受賞に照れ笑い。「マウンドより緊張しています。ユニフォームの方が良いですね」と慣れないタキシード姿に困惑気味だ。
日本人メジャーリーガーとして初の胴上げ投手となった上原投手。今年、常に大事な局面で登板、ワールドシリーズでは最後の打者を三振に仕留めた。“魅せ男”になるポイントを聞かれると、「ひとつのことを一生懸命にやること。魅せようと思ってやるのではなく、野球を一生懸命やって、その結果として魅せられていたなら嬉しい」とコメント。一番“魅せた”瞬間は「やはり、最後の一球。全世界、アメリカ全土が注目したシーンですから」と振り返ってくれた。
またこの日は、花束ゲストとして、「アイドリング!!!」の菊地亜美が登場。「ワイルドな男性が好き」という菊地は、終始、「本当に格好良い!」と上原投手に惚れ惚れ。その後、映画の主人公たちが“心・技・体・友”を持った男であることにちなんで、2人で“魅せ男”に必要な要素について語り合ってくれた。上原投手は「“心”は野球選手にとってもすごく大事」とうなずく。「やはり“雑草魂”で、踏まれても踏まれても、打たれても打たれても引きずってはいけない。勝負の世界は心の切り替えが大事。12時になったら、ニューデイズと考えて切り替えている」と勝負師の表情。これには、菊地も「すごい!」と感心しきりだ。
“技”についてユニークな一言をくれたのが、菊地だ。菊地は「バラエティなどでは一番、映りそうな人の横に行くようにしています。“雑草魂”ですね」と上原の座右の銘をちゃっかりと拝借。「今年は『あまちゃん』が流行ったので、来年は能年玲奈ちゃんみたいなポジションに行きたい」と貪欲に豊富を語ってくれた。
一方の上原投手は、「2013年は最高の年だった」と述懐。「2014年も同じような思いができるように、しっかりと練習をして、結果が出なくてもくじけずに最後までやり遂げたい」と熱い決意を教えてくれた。【取材・文/成田おり枝】