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トム・クルーズとブラッド・ピットが20年ぶり再共演か

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トム・クルーズとブラッド・ピットが20年ぶり再共演か

51歳のトム・クルーズと50歳になったばかりのブラッド・ピットが、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(94)以来の再共演を果たすことになりそうだとハリウッド・リポーター誌が伝えている。

同誌によれば、2人が共演する映画はジョセフ・コシンスキー監督の『Go Like Hell』。同監督は『オブリビオン』でもトム・クルーズとタッグを組んでいる。

『Go Like Hell』は毎年フランスで行われているル・マン24時間レースを題材にしたもので、本作で描かれるのは66年、フェラーリが隆盛を極めていた時代に、フォードが戦いを挑んだ年のレースの話だ。

原作は、A.J.ベイムの著書「フォードvsフェラーリ 伝説のル・マン」で、66年のル・マン24時間レースを追ったストーリーながらも、フォード社のヘンリー・フォード2世とフェラーリ社のエンツォ・フェラーリの戦いを描いている。当時はレースの結果が車の売上げを左右したので、両者共にル・マン24時間レースへの意気込みは凄まじく、レースの盛り上がりは現在の比ではなかった。

トム・クルーズは、50年代に名ドライバーとして名を馳せ、66年にはレーシングカー・デザイナーとして活躍していたキャロル・シェルビーの役を演じるという。

09年にマイケル・マンが同作のメガホンを取ることが発表された時にはブラッド・ピットが主演すると報じられていた。だが、マン監督が降板したあともブラッド・ピットは本作に関心を持ち続け、そのことが今回のトムとの共演に繋がったとハリウッド・リポーター誌は伝えている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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