西島秀俊、タモリに会えて感激「本当に素敵で、底知れぬ方」

映画ニュース

西島秀俊、タモリに会えて感激「本当に素敵で、底知れぬ方」

西島秀俊が、本格的アクションにトライした『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』(1月24日公開)の公開記念会見が、1月20日に六本木ヒルズで開催。西島秀俊、真木よう子、伊武雅刀、来日したキム・ソンス監督が登壇。主演の西島は「見てくださる方々がドキドキワクワクするアクション映画ができました」とアピールした。

本作の原作は、第15回サントリー・ミステリー大賞読者賞を受賞した司城志朗の同名小説。六本木でも果敢なアクション撮影をしたという西島は「今回はスタントをできるだけ自分でやりたいと言いました。結果的にすごいカットがたくさん撮れたので満足してます」と手応えを口にした。真木は西島について「元々ファンだったので、共演できて光栄でしたが、今回の西島さんは一番大変な役で。アクション練習をしているって姿しか見てなくて。大変だな、頑張ってくださいと思いながら見てました」と語った。

日韓合作のメガホンを取ったのは、『美しき野獣』(06)の韓国の俊英、キム・ソンス。監督は西島たちについて「素晴らしい俳優さんたちだったので、僕は楽にできました」と笑顔で感想を述べた。さらに「六本木で、すごく高いビルが見えていたので、『次はトム・クルーズみたいにあそこに登ろう』と言っていたのが、ここ六本木ヒルズのビルでした。もし、ご興味がある制作会社さんがいらしたら、西島さんと一緒に撮りましょう」と、ノリノリにコメントし、西島たちも大爆笑。

西島演じる平凡な会社員が、実は記憶を“上書き”された天才科学者だったという驚愕の事実を知り、その謎に迫っていく本作。内容にちなみ、「誰かの記憶を上書きされるのなら誰が良いか?」という質問が。西島は「ぱっと思い浮かんだのはタモリさん。数時間前に(「笑っていいとも!」の収録で)お会いしたので。本当に素敵で、底知れぬ方だなあという印象でした」と感激しきりだった。

最後のフォトセッションは、ロケ地や映画の内容に合わせ、六本木ヒルズのスカイデッキで撮影を行った。【取材・文/山崎伸子】

関連作品