ヒュー・ジャックマンが方針を一転!ブロードウェイにカムバック!

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ヒュー・ジャックマンが方針を一転!ブロードウェイにカムバック!

12月に予定されていたブロードウェイの舞台を降板することを発表したばかりのヒュー・ジャックマンが、再びブロードウェイの舞台に立つことがわかった。

アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた『レ・ミゼラブル』(12)で、歌って踊れる映画俳優であることを全世界に証明したヒューだが、その才能をショウビズ界に知らしめることになったのは、04年にトニー賞を受賞したブロードウェイ・ミュージカル「The Boy From OZ」だ。観客は女性ファンで埋め尽くされ、インターミッションの間に、混雑のあまりトイレが間に合わず、時間通りに席に戻れない女性が多発したほどの人気を博した。

そのあとは、ボンド俳優のダニエル・クレイグとの2人芝居「Steady Rain」、そして12年のお正月に千秋楽を迎えたヒューの1人舞台「Huge Jackman Back on Broadway」は、18人編成のオーケストラをバックに、さまざまなブロードウェイ・ミュージカルの曲を歌って観客を魅了。最後の週だけで200万ドル(約2億1000万円)という興業成績を上げており、ヒューはまさに映画界だけではなく、ブロードウェイのドル箱スターとしての地位を確立している。

しかし、ヒューのカムバックを切望するファンの要望に応えて12年1月から関わってきたプロジェクト「Houdini」で、脱出王として知られるハリー・フーディーニを演じるはずが、忙しさを理由に降板を表明。

それからわずか1か月もたたないうちに、「ニューヨーク・ポスト紙で君たちが読んだ記事は事実だよ。時期は決まっていないけど、とてもワクワクしている。素晴らしいチームだよ」とヒュー本人がインスタグラムで、舞台「The River」でブロードウェイにカムバックすることを明らかにした。

また、過去に『Equus』、『How to Succeed in Business Without Really Trying』でブロードウェイに立ったダニエル・ラドクリフも、昨年夏にウエストエンドで上演されて好評を得た舞台「The Cripple of Inishmaan」で、4月20日から7月20日までの限定で、ブロードウェイにカムバックすることが決まっている。【NY在住/JUNKO】

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