J・ビーバー容疑者、飲酒とマリファナと薬の「死のカクテル」で公道レース
レンタルした黄色いランボルギーニに乗り、飲酒して公道でレースをしていたとして逮捕されたジャスティン・ビーバー容疑者は、アルコールだけでなくマリファナも吸引し、処方薬も摂取した状態で車を運転していたことが判明した。
一般に「死のカクテル」とも言われるアルコールと複数のドラッグの混合摂取を行った状態で、制限速度30マイル(約48キロ)の住宅街の道を時速55マイル(約88キロ)から60マイル(約96キロ)のスピードで走っていたというから、早朝だったとは言え被害者が出なかったのは幸いだったと言えるだろう。また、R&B歌手のカリル・シャリーフも赤いフェラーリに乗ってビーバーとレースしており、彼もビーバーと共に逮捕されている。
現地警察の発表によれば、ビーバーが逮捕されたのは1月23日の午前4時ころで、彼は警察の取り調べに対し、「ビールを飲み、マリファナを吸って、処方薬を摂取して車を運転していた」と話していると米FOXニュースが伝えている。処方薬に関しては、一部のメディアが抗うつ剤と伝えているが、以前からビーバーはドラッグ効果のある鎮咳シロップに依存しているという説もあった。
また、ビーバーの運転免許証は有効期限が切れていたそうで、現地警察が彼の車を止めさせた時には、「なにやってんだ、くそったれ」と汚い言葉で抵抗したそう。
逮捕当時の彼の目は充血し、ぼんやり麻痺したような顔つきをしていたと警察は発表している。【UK在住/ブレイディみかこ】
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