西島秀俊、「辛いことや、痛いことが好き」と衝撃の告白!

映画ニュース

西島秀俊、「辛いことや、痛いことが好き」と衝撃の告白!

西島秀俊主演のサスペンスアクション『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』の公開記念舞台挨拶が1月25日にTOHOシネマズ日劇で開催され、西島とキム・ソンス監督が登壇。西島は「アクション満載で、面白いエンタテインメント作品になった」と笑顔で挨拶。会場から大きな拍手を浴びた。

第15回サントリー・ミステリー大賞読者賞を受賞した司城志朗の同名小説を映画化した本作。何者かによって記憶を上書きされた主人公が、自らに降りかかった出来事の真相に迫っていく姿を描く。西島の体を張ったアクションも話題だ。ソンス監督は「西島さんは、お客さんにも本当のハラハラドキドキを感じてほしいという思いがあって、アクションのほとんどを本人でやってくださいました。西島さんにはアクション俳優のDNAが流れている」と西島の役者魂を絶賛。

一方の西島は「撮影は大変だった。監督が本当に真面目な方で、全然OKを出してくれない。『良かった!もう1回!』が口癖なんです」と苦笑い。ソンス監督が「もっと、西島さんをいじめてやろうという気持ちが出てきたんです」と明かすと、西島は「僕も、辛いのや痛いのが好きですからね。あ!撮影現場に関してですよ!」と付け足し、会場の笑いを誘っていた。

また、主人公が天才科学者であることにちなみ、「もし、天才科学者になったら何を研究してみたい?」と聞かれた西島は、「石器や土器を見るのが好きで。地球上の過去の文明を研究したいですね」と回答。司会から、「アクションと古代文明を合わせると、『インディ・ジョーンズ』になりますね」とハリウッドの人気キャラクターの名前を挙げられると、西島も「それだ!」と嬉しそうな表情を見せていた。

さらに、劇中では3人の女性が登場するが、「もし、愛する女性にだまされたとわかったらどうする?」との質問を受けると、西島は「ええ~!?」と困惑気味。悩みながらも「事情を聞いて、できるだけ許したい。何か理由があるんだろうと思う」と寛大な心を見せると、ソンス監督が「そんな人でしたっけ?私の知っている西島さんと違う」と突っ込みを入れるなど、終始、笑顔の絶えないやりとりを見せていた。

最後にはソンス監督が「国や文化の差を乗り越えて、楽しく作った映画」とアピール。西島も「監督の真摯に作品に向かう姿が、2つの国のスタッフを明るく引っ張ってくれた」と、完成作に感無量の面持ちだった。【取材・文/成田おり枝】

関連作品